7月2回目のお稽古も朝からぐんぐんと気温の上がる暑い日でした。

流石にお着物で来られる方は少なかったのですが、ここ数年夏は猛暑が続いていて、この日も気温が35度を超える予報でしたので致し方ありません。何よりもまず健康第一、安全第一です。
この日のお稽古では中級以上の許状をお持ちの方は唐物、台天目、盆点のいずれかを、初級までの皆様には釣瓶水指を使った薄茶平点前または洗い茶巾のお点前をしていただきました。どちらも木地の水指を使う運びのお点前です。
と言いつつも、実は四ヶ伝稽古の時に流水会では春慶塗りの曲水指を使用しています。木地曲の水指は美しい物ですが、稽古で使っているうちに水が漏れたり蓋が黒ずんで見苦しくなったりしやすいという弱点があります。そのため塗りの施されている水指を使っているのですが、蓋に塗りがあるとお点前中に水指の蓋を帛紗で清めようとする方が出てきます。
約束通り木地の水指を使っていればそうした勘違いはなくなるのでしょうけれど、その度に「本当は木地なので清める必要はないんですよ」と注釈を付けなければなりません。指導する立場からは悩ましいところです。
木地釣瓶水指の方はお稽古では年に一回ないし二回程度の出番しかないので、今の所痛まず綺麗なまま使えていますが、こちらはこちらで別の問題があります。釣瓶水指には大量に水が入りますので、運びの水指として使うには重くなり過ぎるのです。
以前、釣瓶水指にどれくらいの水が入れられるか測ってみたことがあるのですが、楽々4リットル以上入りました。水だけで2リットルのペットボトル2本分の重さになるわけです。大人の男性なら持てますが、力の弱い女性にはかなり厳しい重さです。
お稽古では濃茶点前同様最初から水指を置いた状態からお点前をし、最後に柄杓と竹蓋置を水指の上にかざって、水指も置いたまま終わるという形をとりました。
また、今回は運びでの洗い茶巾点前でしたので「棗をいつ、どうやって点前座に持っていくか」という点で戸惑われた方も多かった様でした。棚を使う時とそうでない時で点前がどう変わるのか、違いを理解していただけたら幸いです。
さて、最後はいつも通りお庭の様子をご紹介します。
赤鳥庵の右手前に伸びてきたのはホトトギスの葉です。まだ蕾は出ていませんでした。

赤鳥庵前、左側では今年も秋明菊が伸びてきました。こちらも蕾はまだです。

おや、行灯仕立ての朝顔の下にあるのは、先日引退した丸卓! 茶室の方には備品として新しい丸卓が入りましたが古い丸卓がこんなところで余生を送っているのを見ると不思議な感じがしますね。
「卓」というのは元は床の間に置くもので、花入や弓矢などを飾るのに使われていたそうですから、案外植木鉢との相性は悪くないのかもしれませんね。


流石にお着物で来られる方は少なかったのですが、ここ数年夏は猛暑が続いていて、この日も気温が35度を超える予報でしたので致し方ありません。何よりもまず健康第一、安全第一です。
この日のお稽古では中級以上の許状をお持ちの方は唐物、台天目、盆点のいずれかを、初級までの皆様には釣瓶水指を使った薄茶平点前または洗い茶巾のお点前をしていただきました。どちらも木地の水指を使う運びのお点前です。
と言いつつも、実は四ヶ伝稽古の時に流水会では春慶塗りの曲水指を使用しています。木地曲の水指は美しい物ですが、稽古で使っているうちに水が漏れたり蓋が黒ずんで見苦しくなったりしやすいという弱点があります。そのため塗りの施されている水指を使っているのですが、蓋に塗りがあるとお点前中に水指の蓋を帛紗で清めようとする方が出てきます。
約束通り木地の水指を使っていればそうした勘違いはなくなるのでしょうけれど、その度に「本当は木地なので清める必要はないんですよ」と注釈を付けなければなりません。指導する立場からは悩ましいところです。
木地釣瓶水指の方はお稽古では年に一回ないし二回程度の出番しかないので、今の所痛まず綺麗なまま使えていますが、こちらはこちらで別の問題があります。釣瓶水指には大量に水が入りますので、運びの水指として使うには重くなり過ぎるのです。
以前、釣瓶水指にどれくらいの水が入れられるか測ってみたことがあるのですが、楽々4リットル以上入りました。水だけで2リットルのペットボトル2本分の重さになるわけです。大人の男性なら持てますが、力の弱い女性にはかなり厳しい重さです。
お稽古では濃茶点前同様最初から水指を置いた状態からお点前をし、最後に柄杓と竹蓋置を水指の上にかざって、水指も置いたまま終わるという形をとりました。
また、今回は運びでの洗い茶巾点前でしたので「棗をいつ、どうやって点前座に持っていくか」という点で戸惑われた方も多かった様でした。棚を使う時とそうでない時で点前がどう変わるのか、違いを理解していただけたら幸いです。
さて、最後はいつも通りお庭の様子をご紹介します。
赤鳥庵の右手前に伸びてきたのはホトトギスの葉です。まだ蕾は出ていませんでした。

赤鳥庵前、左側では今年も秋明菊が伸びてきました。こちらも蕾はまだです。

おや、行灯仕立ての朝顔の下にあるのは、先日引退した丸卓! 茶室の方には備品として新しい丸卓が入りましたが古い丸卓がこんなところで余生を送っているのを見ると不思議な感じがしますね。
「卓」というのは元は床の間に置くもので、花入や弓矢などを飾るのに使われていたそうですから、案外植木鉢との相性は悪くないのかもしれませんね。




























