裏千家茶道を習っていると「淡交会」(たんこうかい)という名前を耳にすることがあるかと思います。淡交会とは一体何なのか、私たち茶道を学ぶ者とどういう関係があるのか、なかなかお話しする機会がないのでここで少しまとめて書いておこうと思います。
淡交会は裏千家の傘下にある会員組織で、入門された方は必ずこの会の会員(普通会員)になります。淡交会は全国に支部があり、支部ごとに研究会(社中を超えて一緒にお点前の勉強をする会)、お茶会などの行事を行なっています。
淡交会の一番身近な行事が「研究会」です。広い会場(東京は人見記念講堂)に集い、会員の代表の方が舞台の上で点前をしているのを客席から観ます。点前中は京都の裏千家から派遣されてきた先生が解説や指導を行います。

この研究会に参加できるのは「行之行」以上の許状を取得して 淡交会への正式な入会手続きを済ませて年会費を支払った方だけです。(普通会員は会費無料)
実は淡交会の会員種別にには普通会員以外にも「正会員」「終身正会員」「終身師範会員」「特別師範会員」があり、お持ちの許状資格に応じた会員になることができます。
この会員種別によって、出席可能な研究会の回数が変わります。東京の場合正会員は二回、終身正会員は四回、終身師範会員は五回、特別師範会員は七回(全ての研究会)です。
研究会に行くと、京都の先生の貴重なお話が伺えますし、自分がまだやったことのない点前を見るチャンスもあります。また、研究会の会場には茶道具や足袋、茶道関連書籍などの販売コーナーもあったりします。
実は先頃、私自身がこの研究会に出場する(つまり舞台の上に出る)機会がありました。科目は「結び帛紗花月」、花月は五人で行うので、同じ支部の四名の方々とご一緒でした。大勢の方の注目を浴びながら舞台上で花月をするというのはなかなか得難い経験でしたが、この日はお点前が当たらなかったのでお茶を一服いただいて後はほぼ座っているだけで終わってしまいました。
お稽古でもよく申し上げておりますが、茶道を学ぶ者にとって経験は金(きん)です。淡交会に入会して研究会に参加する、チャンスが有れば舞台に出てみる、それらは大きな糧、とても良い勉強になります。
流水会では行之行を取得された方には、淡交会への正式入会をお勧めしています。許状をお持ちで手続きがまだの方もぜひ検討してみていただきたいと思います。
淡交会は裏千家の傘下にある会員組織で、入門された方は必ずこの会の会員(普通会員)になります。淡交会は全国に支部があり、支部ごとに研究会(社中を超えて一緒にお点前の勉強をする会)、お茶会などの行事を行なっています。
淡交会の一番身近な行事が「研究会」です。広い会場(東京は人見記念講堂)に集い、会員の代表の方が舞台の上で点前をしているのを客席から観ます。点前中は京都の裏千家から派遣されてきた先生が解説や指導を行います。

この研究会に参加できるのは「行之行」以上の許状を取得して 淡交会への正式な入会手続きを済ませて年会費を支払った方だけです。(普通会員は会費無料)
実は淡交会の会員種別にには普通会員以外にも「正会員」「終身正会員」「終身師範会員」「特別師範会員」があり、お持ちの許状資格に応じた会員になることができます。
この会員種別によって、出席可能な研究会の回数が変わります。東京の場合正会員は二回、終身正会員は四回、終身師範会員は五回、特別師範会員は七回(全ての研究会)です。
研究会に行くと、京都の先生の貴重なお話が伺えますし、自分がまだやったことのない点前を見るチャンスもあります。また、研究会の会場には茶道具や足袋、茶道関連書籍などの販売コーナーもあったりします。
実は先頃、私自身がこの研究会に出場する(つまり舞台の上に出る)機会がありました。科目は「結び帛紗花月」、花月は五人で行うので、同じ支部の四名の方々とご一緒でした。大勢の方の注目を浴びながら舞台上で花月をするというのはなかなか得難い経験でしたが、この日はお点前が当たらなかったのでお茶を一服いただいて後はほぼ座っているだけで終わってしまいました。
お稽古でもよく申し上げておりますが、茶道を学ぶ者にとって経験は金(きん)です。淡交会に入会して研究会に参加する、チャンスが有れば舞台に出てみる、それらは大きな糧、とても良い勉強になります。
流水会では行之行を取得された方には、淡交会への正式入会をお勧めしています。許状をお持ちで手続きがまだの方もぜひ検討してみていただきたいと思います。