4月二回目のお稽古日です。稽古場のある目白庭園も鮮やかな新緑が目に眩しい季節になりました。

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 実はこの日、朝からちょっと残念なことと嬉しいことがありました。お茶室に来るまでの電車の中で花を入れたバッグを落としてしまったのです。満員電車の中でバッグを持ち替えた時に落としたのだろうと思うのですが、改札を出て初めてそのことに気づきました。

 茶室の床の間にはお花が付き物、これがないのはあまりにも寂しいので「どなたかお花を持ってきてくれませんか」とグループLINEで呼びかけたところ、お二人の方が花を持ってきてくださいました。お庭の花を切ってきたくださったり、近くのお花屋さんを巡ってくださったり、本当にありがたいことでした。

 そんな中でスタートしたお稽古はいつもの様にそれぞれの皆様の進捗に応じたお点前を致しましたが、上の許状までお持ちの皆様とはひさしぶりに和巾点を致しました。

 和巾点は中級五科目のうちの一つで、名物裂や拝領裂で作られた古帛紗の上にお仕覆に入れた中次をのせて扱う点前です。中級五科目はいずれも伝もので、その後に習う台子を使った上級点前の基礎になる物なのですが、私たちが現在習うことのできる上級以上の点前に「中次を使う濃茶の点前」はありません。

 そういう意味ではやや特殊な点前になりますが、点前自体の流れは他の中級科目を学んだ方には難しくはありません。和巾と中次の扱い方をしっかりとお稽古していただきました。

 この日は他にも唐物、台天目、貴人点、貴人清次など前回に引き続き皆様の進捗に応じた科目をお稽古しました。

 皆様がお稽古を終えて帰られる時に、私はこの日二つ目のミスをしたことに気づきました。それは会費の袋に押す判子を忘れたことでした。なぜ、いつも入れている場所に入っていないのか、何だか狐につままれた思いでした。

 (ちなみに翌日無事に判子は見つかりました。見つかった場所は何とペンケースの中、つまりお稽古の時も実は判子はカバンの中に入っていたのでした)

 先週誕生日を迎えて一歳年を重ねたのですが、今日の様にミスが続くと自分でも心配になります。私自身の師匠がそうであった様にお稽古の全てを私自身が賄おうとするのではなく、少しずつ皆様に助けていただきながら続けていく段階に入ったのかもしれません。

 さて、最後は恒例のお庭のご紹介です。

 庭園の入り口と赤鳥庵の玄関前には満開の牡丹の鉢植えが置かれていました。

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 赤鳥庵の前の植え込みではシャガ、エビネラン、小さなスミレの花も咲いていました。

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 木々の緑が鮮やかです。お稽古中は窓を開けていたのですがオナガの鳴く声がよく聞こえてきました。カルガモも姿こそ見ませんでしたが声がしていました。今年は久しぶりにヒナが見られるとよいのですが。

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