9月24日は特別稽古でした。流水会の稽古は通常は午前中から夜までですが、特別稽古はその時によって午前中から夕方まで、あるいは午後の時間帯のみの場合もあります。

 この日の科目は大圓草と茶通箱、午前中から夕方までのお稽古でした。

 さて、いつもなら私が一番にお茶室に到着するのですがこの日はMさんが茶室の前で待っていてくれました。ビシッとお着物を着ておられて見るからに気合が入っています。

 大圓草は上級、茶通箱は中級のお点前ですがどちらも一回の手前で二碗のお茶を点てるのでいつものお稽古よりも時間がかかります。特に大圓草の方は使うお道具の関係で一回の点前に45分ほど見ておく必要があります。Mさんもそれが分かっていたのでいつもより早い時間に来られたのでしょう。

 この日は午前中にMさんともうお一人が大圓草のお稽古、午後は別のお二人の方が茶通箱のお稽古でした。お茶を二服出すお点前というのは単に茶道具の扱いを覚えているというだけでは足りず、点前全体の流れ(ストーリー)を知っておく必要があります。

 大圓草というお点前は道具の扱い方こそ丁寧ですが、点前のストーリーにあまり複雑さはありません。茶通箱の方は言われた通りにお点前をする分にはさほど難しくはありませんが、亭主の動きに応じて客が声をかけて点前が進んでいきますので、全体の流れを細かいところまで把握するのは大変なのではないかと思います。

 こうした長い点前を覚えるには家に帰ってからメモを書く、稽古を重ねるたびに少しずつ覚えたことを付け加えていく、その積み重ねです。

 自分が亭主として点前をし、客となって点前を見る、この日はお二人ずつでしたのでちょうど良かったです。二箇所に風炉を設置してお稽古しましたので、空いた方の風炉では小習のお稽古もできました。全ての稽古が終わった後で、薄茶を点てて私も含めた全員が一服ずついただきました。

 お稽古はいつも準備と片付けに時間を取られてしまうのですが、この日は皆様のご協力もあって思っていた以上にスムーズに片付けも終えられました。

 最後に少しだけ庭園の様子もご紹介します。

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 この日はよく晴れました。幸い爽やかで秋らしい日和となりようやく単衣の着物でちょうど良いくらいになりました。

 お庭にはまたもやアオサギ登場、このところカルガモの姿は見かけません。

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 この日は白い鯉が元気に泳ぐ姿がよく見えました。

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