久しぶりに花月の特別稽古を致しました。流水会の通常のお稽古は朝から夜までですが、この日は午後からの稽古です。赤鳥庵の前は強い日差しに照らされていました。

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 花月は五人一組で行うお稽古です。折据(おりすえ)と呼ばれる小さな紙箱に札を5枚入れて、それを全員が順番に引いていきます。札の表側には松の絵が描かれており、裏には「月」「花」「一」「ニ」「三」の文字が書かれています。

 花月ではこの札を引いて役割や席順を決めます。また席入りした後にもこの札を引いて薄茶を点てる人、お茶をいただく人を決めます。全員が一斉に息を合わせて立ち座りしたり、札を開けたり、席を移動したりしますので気が抜けません。

 5月に入って風炉の点前に切り替わって間もないことから、この日は一番基本となる平花月を三回お稽古しました。札の扱いや畳の歩き方など、花月の稽古では普段の点前稽古に含まれない要素も多々ありますが、皆様とても熱心にお稽古してくださいました。

 同じ稽古でも引いた札で役割が変わったり、イレギュラーな場合の対応にも決まりがあったり、花月はやる度に違うパターンになりますので、頭の体操になりますし、立ち座りの回数も多く体の運動にもなります。「ゲームみたいで楽しい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 平花月をしたことがあると、それだけで一生お茶が楽しめると言っても過言ではないくらい、裏千家茶道ではとても広く行われているお稽古の形態です。指導してくださる先生が居ない席でも折据一つあればみんなで気軽にお茶を楽しむことができます。

 このところ花月の稽古に参加してくださるメンバーが固定化しつつあるのですが、ぜひまだの方にもチャレンジしていただきたいと思います。

 さて、最後にお庭の様子も簡単にご紹介します。この日はお天気が良く、青空が綺麗でした。小径の両側に所々咲いている黄色い花は未央柳(びようやなぎ)です。

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 シモツケもピンクの花を咲かせていました。

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 白い小さな花は姫沙羅(ひめしゃら)です。椿をミニサイズにしたような愛らしい花、庭園入り口近くと奥の芝生広場に向かう池よりの二箇所に木があります。木肌の綺麗な美しい樹木です。

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 すっかり居着いた感のある二羽のカルガモ、人への警戒心はほとんどありません。

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 そしてこの日は珍しい珍客がいました。大きなヘビ、アオダイショウでしょうか。

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 こちらの庭園には大きなカエルが何匹もいるので(夜になると出てくるので昼間はあまり見かけません)、ヘビもいるのでしょう。でも、初めての遭遇でびっくりしました。