2週間ぶりのお稽古はさわやかな好天に恵まれました。木々の間から溢れる日の光もなんだか力強く感じられます。

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 5月になると茶道では半年間使った炉を閉じて風炉の季節になります。赤鳥庵では炉のあった畳を丸畳に替えて下さるので茶室の雰囲気もガラリと変わります。

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 久しぶりの風炉ですのでこの日のお稽古は濃茶、薄茶の平点前を致しました。写真の棚は寒雲卓(かんうんじょく)です。水指が置かれていないのを不思議に思われる方もあると思いますが、この棚は地板がないので水指は運びの扱いになります。

 皆様が風炉の点前を覚えていてくださるか少し心配していたのですが、ほぼ大丈夫でした。何年かお稽古を続けていると道具の配置が変わると自動的に自分の中のスイッチが入ってお点前ができるようになります。

 風炉の方が手数が少なくて済むこともあり、皆様思いの外上手く切り替えができていました。それでも間違いやすい共通のポイントが幾つかありました。

 一つは「中じまい」です。広間のお部屋で平点前をする際は中じまいにするという約束事がありますので、炉の時とは手順が変わります。もう一つは「客付の位置が変わること」です。炉の点前の記憶に引きずられるのでしょうか。茶碗や拝見ものを出す位置が定まらない方が何人も見受けられました。

 稽古の回数を重ねるうちに手も慣れてきますので、ぜひ休まずお稽古に来てくださると嬉しいです。

 最後にお庭の様子も少しだけご紹介します。赤鳥庵前では石楠花が咲いています。見頃にぎりぎり間に合いました。

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 管理者の方が落ちた花を水盤に入れた花手水のようなものを作ってくださいました。新しい管理会社の方々はお庭の手入れなどもとても熱心に行なってくださっていて、好感度アップ!です。

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 お庭は新緑が眩しいほど、この日午前中からよく晴れて澄んだ青空と緑のコントラストが見事でした。

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 5月になってもお天気は変わりやすく、この日も午後からは雲が出て夕方からは雨も降り出しました。
利休七則の一つに「降らずとも雨の用意」というのがありますが、春から初夏にかけては まさにそうした心構えで動かないといけませんね。

 最近お着物でお稽古に来られる方々が増えてきましたが、天気に関わらず晴雨兼用の傘を一本必ずお持ちになることをお勧めいたします。