7月最後の水曜日には初めての試みとしてお茶会形式のお稽古を致しました。
お茶を習っているのにまだ一度も正式なお茶会に参加したことがない、お茶会と言われると何かハードルが高そう、そうお感じの方は意外に多いものです。そこで今回は「お茶会のお客様」「お茶会の亭主側」の両方を、お稽古という形で経験していただくことにしました。
お客様になられた皆様には席入りの仕方、床の間や点前座の拝見の仕方など、亭主側になられた皆様にはお茶会の時の点前の仕方、半東のお稽古、水屋でのお菓子の準備、お菓子やお茶を出すタイミング、下げるタイミングなど、どちらも普段のお稽古ではあまりできないことを体験していただきました。
何名かの方にはお花と茶碗を持ち寄っていただいて、花入に花を入れてみる、自分の茶碗でお茶を点ててお客様に差し上げるということもしていただきました。
ランチタイムには「お茶会の点心(ちょっとしたお昼ご飯)」にはどのようなものが相応しいか、と言ったお話もしました。
この日は約十名のほどの方がご参加くださったのですが、暑い最中というのに気合を入れて着物で来られた方も多く、中には「初めて着物を来てお点前しました」という方もありました。
私も気合を入れてこの日は床の間などもお茶会の形式でご用意したのですが、お稽古に気を取られすぎて写真を撮るのをすっかりわすれてしまいました。下の写真は待合の床の間の飾りとして何を使おうかと家で検討した時のものです。
ガラスの大皿に水を張って梶の葉に見立てたコウゾの葉を入れてあります。梶の葉といえば葉蓋、そして葉蓋といえば七夕、と裏千家のお茶を学んでいる方なら容易に連想がはたらきます。
実はこの日の茶会の趣向は七夕でした。他にも七夕にちなんだ茶道具を使いましたが、どんなお道具だったのかは参加された方だけの楽しみとしてここには記さないでおきます。
茶会形式のお稽古は初めてでしたが、皆様にもお茶会では何が行われるのか、そのためにどんなことを知っていたら良いのか、お茶会はどんなところが楽しいのか、何か一つくらいは伝わったのではないかなという手ごたえを感じることができました。
お茶を習っているのにまだ一度も正式なお茶会に参加したことがない、お茶会と言われると何かハードルが高そう、そうお感じの方は意外に多いものです。そこで今回は「お茶会のお客様」「お茶会の亭主側」の両方を、お稽古という形で経験していただくことにしました。
お客様になられた皆様には席入りの仕方、床の間や点前座の拝見の仕方など、亭主側になられた皆様にはお茶会の時の点前の仕方、半東のお稽古、水屋でのお菓子の準備、お菓子やお茶を出すタイミング、下げるタイミングなど、どちらも普段のお稽古ではあまりできないことを体験していただきました。
何名かの方にはお花と茶碗を持ち寄っていただいて、花入に花を入れてみる、自分の茶碗でお茶を点ててお客様に差し上げるということもしていただきました。
ランチタイムには「お茶会の点心(ちょっとしたお昼ご飯)」にはどのようなものが相応しいか、と言ったお話もしました。
この日は約十名のほどの方がご参加くださったのですが、暑い最中というのに気合を入れて着物で来られた方も多く、中には「初めて着物を来てお点前しました」という方もありました。
私も気合を入れてこの日は床の間などもお茶会の形式でご用意したのですが、お稽古に気を取られすぎて写真を撮るのをすっかりわすれてしまいました。下の写真は待合の床の間の飾りとして何を使おうかと家で検討した時のものです。
ガラスの大皿に水を張って梶の葉に見立てたコウゾの葉を入れてあります。梶の葉といえば葉蓋、そして葉蓋といえば七夕、と裏千家のお茶を学んでいる方なら容易に連想がはたらきます。
実はこの日の茶会の趣向は七夕でした。他にも七夕にちなんだ茶道具を使いましたが、どんなお道具だったのかは参加された方だけの楽しみとしてここには記さないでおきます。
茶会形式のお稽古は初めてでしたが、皆様にもお茶会では何が行われるのか、そのためにどんなことを知っていたら良いのか、お茶会はどんなところが楽しいのか、何か一つくらいは伝わったのではないかなという手ごたえを感じることができました。