5月22日は今月二回目のお稽古日でした。午前中は青空も見えました、庭園の景色はすでに初夏の趣です。

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 この日のお稽古では前回薄茶点前をされた方は濃茶平点前、前回濃茶平点前をされた方は唐物または台天目という具合に一つずつ上の段階の科目をお稽古しました。

 風炉の濃茶点前は炉の時より少し手数が少なくなりますから、その分取り組みやすいと思います。歴史的なことを言えば、元々お茶のお点前は風炉を使って行われており、炉の点前は後から考案されました。こうした経緯もあって風炉の点前の方がより自然な動きになっています。

  そうは言ってもまだ皆様の身体には炉の時の動きが染み付いていて、畳の歩き方など思わぬところで炉の時の癖が出てしまいがちです。それでも何年かお稽古をかさねるうちに、炉が切ってあれば炉の時の動き、風炉になれば風炉の動きに身体が自動的にスイッチするようになっていきます。
 
 大切なのは諦めずに長く続けることです。最近お仕事や勉強が忙しくてお休みがちの方が増えてきましたが、どうか諦めずにお茶を続けていただければと思います。

 また、このところ見学のお申し込みが減ってきました。「4月から新たにお稽古を始めたいとおもっていたけれど、新年度が始まってみると忙しくてタイミングを逃してしまった」とお感じの方が多いのではないでしょうか。

 流水会は一年中初心者の方を受け入れています。今からでも遅いということは全くありませんので、ぜひ一度ご見学に来ていただければと思います。現在、とくに夜の時間帯が空いていますので、学校や仕事の帰りにお稽古したいという方は大歓迎です。

 最後にいつも通りお庭のご紹介です。

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 庭園では未央柳が咲き始めました。庭園の初夏を明るい黄色に彩ってくれる花です。

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 こちらはシモツケ。名前は下野国(しもつけのくに、現在の栃木県)からとられていますが日本の固有種というわけではなく朝鮮半島や中国大陸にもある花だそうです。

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 こちらの写真は赤鳥庵裏手の芝生広場です。芝の張り替えをして現在養生中ですが、随分と青々としてきました。

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 最後は庭園のヤツデの木です。大きな葉が繁ってきましたね。ヤツデというからには葉が八つに割れているかと思うと実際には七つ、九つと奇数になることが多いのだそうですよ。

 今月はあと一回、二十九日に特別稽古として花月の式をする予定です。