流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2025年06月

今後の稽古予定、
6月10日(水)、6月17日(水)
7月8日(水)、7月15日(水)、7月29日(水)
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6月25日のお稽古ー台子特別稽古

 6月25日は特別稽古として台子を使ったお稽古を致しました。午前は奥伝科目の真之行、午後からは台子平点前です。

 台子というのはお点前で使う棚(小棚)より大きく、畳半畳に近い大きさがあります。小棚の場合は棚に水指と薄茶器のせて使いますが、台子にはは風炉と釜、建水、蓋置、柄杓と火箸を入れた杓立、水指、薄茶器がのります。

 水屋から運び出すのは茶入と茶碗ぐらいで、それ以外の茶道具はほぼ全て最初から飾りつけてある、というのが特徴です。

 普段のお稽古では建水、柄杓、蓋置の3つは水屋から持ち出す形でお手前をしていますが、台子の稽古では杓立に入った柄杓を取り出したり、元に戻したりという手続きが加わります。また、杓立てには火箸も入っているので、これを出し入れするとい手続きもあります。

 流水会では時々この台子を用いた平点前のお稽古をしています。というのも、台子の平点前がある程度できるようになってからでないと、奥伝のお稽古に進めないからなのです。幸いにも赤鳥庵には貸出道具の中に真台子、竹台子がありますし、真台子用の唐銅皆具もあります。(残念ながら焼物の皆具はありません)

 この日午前にお稽古した真之行という点前はその奥伝の一つです。公開されていない点前ですので詳細は控えますが、真台子と真の皆具を使用する裏千家では最も格の高いお点前とされています。

 お稽古された3名の方は皆さんとても真剣に取り組んでくださいました。うちお一人はこの日が初めての真之行でしたので相当戸惑われたかと思いますが、自身が点前をするだけでなく、他の方が点前をするのを見学することができたので実り多いお稽古になったかと思います。

 午後からの平点前では台子を竹台子に変更してお稽古しました。

 せっかく二種類の台子を出したので写真を撮れば良かったのですが、すっかり忘れてしまいましたので写真はありません。また外は雨、時には土砂降りになることもあり、おにわに出るのも諦めたので庭園の写真もありません。

 雨にも負けず、庭園で結婚式の前撮り撮影をしているカップルがいらっしゃいましたが、花嫁さんの白無垢が雨に濡れるのでは、それより蒸し暑くて大変ではと、みているこちらがヤキモキしてしまいました。

6月18日のお稽古ー各服点、立礼

 梅雨の晴れ間、と言うのでしょうか。6月だというのにこの日は見事に晴れ渡りました。

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 来月小さなお茶会をすることになりましたので、皆様にはお茶会のお点前と半東のお稽古をしていただきました。お茶名をお持ちの方は各服点、それ以外の方は御園棚の点前のお稽古です。

 各服点は裏千家十三代の圓能斎が考案されたお点前で、お一人一碗の濃茶を五人分(五碗)練り上げるお点前です。コロナ下に「濃茶の回し飲みを避ける」ため、現在のお家元である坐忘斎宗匠が勧めておられるお点前でもあり、裏千家のお茶会の濃茶席では主にこの点前が行われています。

 今度の茶会では亭主に三碗を練っていただくことにしてその稽古を始めたのですが、なかなか難しいものですね。まず、一人分の濃茶を上手に練るのが難しいですし、半東になる方もタイミング良く水屋を出入りしなければなりません。

 点前を担当される方々には「家でも濃茶を練るお稽古をしてください」とお願いしました。お茶会では実践をどれだけ重ねているかが如実に出ます。「お客様に対して出来る精一杯の努力をしましょう」とお伝えしました。

 さて、もう一席は立礼(りゅうれい)の点前、椅子に座って行うお点前です。これまでもここ数回テーブルや立礼棚を出して何人かの方にお稽古していただきましたが、多くの方はこの日が最初の立礼稽古でした。

 お茶会の点前ではお点前は二碗点て、お二人に一碗ずつ、合計二碗のお茶を点てるのでいつもより時間がかかるかと思いきや、足が痺れないこともあり以外にもスムーズにお稽古が進みました。

 驚いたのは初心者のFさんがこの点前をスルスルとスムーズにこなされたことでした。聞いてみると中学生の頃に茶道部でこの点前をお稽古したことがある、とのことでした。自分はすっかり忘れていると思っていても、若い頃の稽古はしっかり体が覚えているのですね。

 人前で点前をするのは普段のお稽古とは違う緊張感があり、それだけに一度お茶会に出るとググッとお点前が上手になったり、手順をしっかりと覚えられたりします。皆様にはお茶会のお稽古を通じてぜひ茶道人として成長していただければと願って止みません。

 最後は恒例のお庭の様子のご紹介です。

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 この写真はどこなのかお分かりになられますでしょうか。実は赤鳥庵の中からだけ見られる小さな坪庭です。水草を入れた鉢が涼しげですね。

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 この日は日差しが照り付けて日中気温が34度まで上がりました。お稽古中は池の向こうのあずまやの辺りで結婚式の前撮り撮影をしている方々が見えましたが、白無垢の花嫁さんが暑さで具合を悪くしないか心配になるほどでした。

 また、庭園内で山野草の販売が行われていました。時間があれば私も一つ二つ求めたかったのですが、叶いませんでした。

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6月11日のお稽古ー四ヶ伝、立礼

 いよいよ関東地方も梅雨入り、6月最初のお稽古は小雨模様のお天気となりました。

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 この日のお稽古は午前中がガラガラ、午後から徐々に皆様がいらっしゃって夕方以降が混雑するというこれまでとはちょっと違ったパターンになりました。

 確かにこのところ夕方5時以降のお稽古を希望される方が徐々に増えているのですが、普段は午前や午後にお稽古に来られている方がこの日に限って夕方以降にシフトしたという理由もあります。

 私も今まであまり意識したことがなかったのですが、夜の時間帯にお稽古ができる稽古場はあまり多くないのでしょう。そもそもお茶の先生は高齢の方が大半ですので夜のお稽古を好みません。以前ならカルチャーセンターがをの役割を担っていましたが、このところカルチャーセンターが和室を閉鎖したという話を続けて耳にしました。

 流水会のお稽古は朝10時過ぎから夜は20時ごろまでご自身の都合のつく時間に来ていただくことを原則としていますので、その意味では希少な夜も習える稽古場ということになります。

 さて、前置きが長くなりましたが、この日は中、上級の皆様は四ヶ伝から唐物、台天目、盆点のいずれかを、それ以外の方は前回の続きでそれぞれの進捗に応じた科目をお稽古していただきました。

 また、最近新しく茶室の備品として入った立礼棚をお借りして立礼のお稽古をしました。実は来月小さなお茶会を予定しているのですが、その時に使う立礼棚として使えるかどうかをチェックしたかったのです。

 ちなみに立礼というのはテーブル・椅子式のお点前のことで、そこで使う茶道用のテーブルを立礼棚といいます。食卓や会議用の机に比べるとかなり高さが低く、お点前がしやすいようになっています。

 新しい立礼棚は清風棚という名前で、私たちの学ぶ裏千家流のお好みではありません。流派を問わず使えるように考案されたようで、そのまま裏千家の立礼の手前をするには少し障りがあるのですが、少し工夫を加えることで何とか使う目処は立ちました。

 ただし、この棚は重いので組み立てるのが大変だと言うこともわかりました。茶会の前の日に設営ができるかどうかなど、お茶室の管理の方にもご相談してみる必要がありそうです。

 次回のお稽古からは本格的に茶会のためのお稽古に入ろうと思っております。

 では最後に恒例のお庭の様子をご紹介しましょう。庭園のあずまやから見た赤鳥庵です。池にはカルガモが1羽だけ、相棒はどこかに行ってしまったのでしょうか。


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 池のほとりには黄色い花がたくさん咲いているのが見えます。「何でしょう、山吹かしら」とおっしゃる方がありましたがこの花は未央柳(ビヨウヤナギ)といって、茶花にもなるお花です。


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 庭園の敷石の上には何かパラパラと花が落ちていますね。見上げると姫沙羅(ヒメシャラ)の花が咲いていました。この花の季節もそろそろ終わりそうです。

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ギャラリー
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