2月19日は流水会の2月2回目のお稽古日でした。今月二度目の寒波が来て朝の気温はグッと下がり、昼間も冷たい北風の吹く日でしたが、目白庭園は一足早い春の気配が訪れていました。
庭園の正門を入ってすぐの白梅が咲き始めています。いよいよ花の季節の始まりです。

さて、お稽古の方はいつも通り皆さまそれぞれの進捗に合わせた科目をお稽古していただきましたが、お時間のある方には流し点に挑戦していただきました。
流し点は薄茶のみのお点前で、別名お見合い点前とも呼ばれています。なぜなら亭主と正客が真正面に向かい合って行うからです。炉の点前では通常亭主は客とは正対せず、斜めを向いて点前をしますが、流し点の時に限り釜の正面を向いて点前をします。
向きが変わるということは、茶道具の置き場所も変わります。水指は炉の下座側に、蓋置は水指の前に、そして棗と茶椀はちょうど普段の点前で棗と茶筅を流して置く斜めの位置に置き合わせます。
点前の手順としては普通の薄茶平点前と何ら違いはありませんが、座る向きと茶道具の位置が異なりますので実際にお点前をされた皆さまも、またそれをご覧になっていた方々もかなりびっくりされたようでした。
炉の流し点は実は古くからある点前で、あまり広くない茶室に親しいお客様を一人か多くても二人、少人数で語り合いながら行うと良いのだそうです。自宅に炉があるなら冬の寒い日にお釜を挟んで向かい合ってお茶を差し上げたらきっと喜ばれることでしょう。
ただ、体格の小柄な女性にはこの道具の配置でお点前をするのは少し厳しいところがあります。本当にこのお点前でお見合いをした人がいるのか、ちょっと怪しいのでは?と思ったりもしました。
最後は恒例のお庭の様子です。
池の向こう側では紅梅、白梅が並んで咲いていました。


芝生広場脇の八重咲きのピンク色の梅は満開です。

こちらの黄色い花は黄梅(オウバイ)、名前に梅がつきますが梅の仲間ではなくジャスミンなどの仲間だそうですよ。


池にはカルガモのペアの姿も。定着してくれると良いのですが。

庭園の正門を入ってすぐの白梅が咲き始めています。いよいよ花の季節の始まりです。

さて、お稽古の方はいつも通り皆さまそれぞれの進捗に合わせた科目をお稽古していただきましたが、お時間のある方には流し点に挑戦していただきました。
流し点は薄茶のみのお点前で、別名お見合い点前とも呼ばれています。なぜなら亭主と正客が真正面に向かい合って行うからです。炉の点前では通常亭主は客とは正対せず、斜めを向いて点前をしますが、流し点の時に限り釜の正面を向いて点前をします。
向きが変わるということは、茶道具の置き場所も変わります。水指は炉の下座側に、蓋置は水指の前に、そして棗と茶椀はちょうど普段の点前で棗と茶筅を流して置く斜めの位置に置き合わせます。
点前の手順としては普通の薄茶平点前と何ら違いはありませんが、座る向きと茶道具の位置が異なりますので実際にお点前をされた皆さまも、またそれをご覧になっていた方々もかなりびっくりされたようでした。
炉の流し点は実は古くからある点前で、あまり広くない茶室に親しいお客様を一人か多くても二人、少人数で語り合いながら行うと良いのだそうです。自宅に炉があるなら冬の寒い日にお釜を挟んで向かい合ってお茶を差し上げたらきっと喜ばれることでしょう。
ただ、体格の小柄な女性にはこの道具の配置でお点前をするのは少し厳しいところがあります。本当にこのお点前でお見合いをした人がいるのか、ちょっと怪しいのでは?と思ったりもしました。
最後は恒例のお庭の様子です。
池の向こう側では紅梅、白梅が並んで咲いていました。


芝生広場脇の八重咲きのピンク色の梅は満開です。

こちらの黄色い花は黄梅(オウバイ)、名前に梅がつきますが梅の仲間ではなくジャスミンなどの仲間だそうですよ。


池にはカルガモのペアの姿も。定着してくれると良いのですが。
