流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2023年10月

今後の稽古予定
7月17日(水)
8月7日(水)、8月28日(水)
9月11日(水)、9月25日(水)
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10月18日のお稽古ー中置小板・大板・長板

 10月二回目のお稽古日も爽やかな秋晴れのお天気でした。池の水面に青い空と雲が映って秋の澄んだ空気が感じられます。
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 お稽古は先週に引き続き中置です。最近は中置というと五行棚でお稽古をされる方も多いと聞いていますが、私が自分の師匠から教えていただいたのは小板、大板、長板でのお点前でしたので、この日は小板、大板、長板でお稽古できるよう三か所に点前座を準備しました。

 また、風炉も最後ですので濃茶点前をお稽古された一部の方には大津袋、包帛紗に挑戦していただきました。どちらも濃茶器として茶入の代わりに棗を用いる点前です。千利休居士が棗を濃茶に使ったという記録が残されており、千家流ではこの点前を大切に受け継いでいます。

 当時大変高価な宝物であった茶入を使わず、わざわざ棗を使った利休居士を偲びつつ、この点前に込められた思いを感じていただければ何よりです。

 この日は許状のお渡しもありました。流水会でお茶を始められたKさんがついに講師の資格をとりました。私も感無量です。

 長くお稽古を続けている方もいらっしゃる一方、初心者の方々にはそれぞれの進捗に応じて盆略点前、薄茶平点前などのお稽古をしていただきました。流水会の稽古は「全員一律で同じ点前を稽古する」のではなく、初心者、中級者、上級者それぞれに応じて個別にお稽古をしています。

 お仕事の都合やご家庭の事情で月一回しかお稽古に来られないという方もあれば、毎回欠かさずお稽古に来られる熱心な方もいらっしゃいます。ご自分のペースで皆さんがお茶と長く付き合えるような形を目指しています。

  嬉しいことに最近は皆さんが旅行先やご実家の近くなどで各地のお菓子をお土産に買ってきて下さることも増えてきました。日本全国の珍しいお菓子をいただける。茶道の稽古にはそんな楽しみもあります。

 さて、お庭の様子も少しだけご紹介しておきます。赤鳥庵前の秋明菊はようやく一つ目の花が咲き出しました。

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 今年は夏が暑かったせいか秋明菊も生育がいまひとつな感じですが、これから続々と咲いていくことでしょう。

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   紫式部の実、綺麗な色ですね。鳥に食べられたのか落ちてしまったのか少々淋しい感じではあります。

 
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 緑の実をつけているのはマンリョウでしょうか。これから徐々に色づいていくと思います。

 11月12月のお稽古は茶室予約が取れず、変則となります。次回11月1日は午前中のみのお稽古です。
 

10月11日のお稽古ー中置

 先日まで暑い暑いと言っていたのに、朝夕は肌寒さを感じるようになりました。一雨降るたびに秋が深まっていくのを感じます。久しぶりの赤鳥庵でのお稽古となったこの日は朝から晴れて青空の見える爽やかなお天気となりました。 

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 10月といえばお茶の世界では中置、これまでお客様から一番遠い位置に置いてあった風炉を畳の左右中央に寄せます。一年のうち十月中だけこの配置で行います。長くお茶を続けておられる皆さんは風炉の配置をご覧になっただけで風炉の季節がまもなく終わることを感じられることでしょう。

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 床の間には宗全籠にたっぷりとお花を入れました。中置の時期には新しい茶道具をおろしたりはせずに、古い茶道具や時にはお直ししたものを使ったりしますが、お花だけは過ぎゆく季節に咲く野の花を多めに入れます。

  お点前は薄茶、濃茶の平点前を中心にいたしました。中置は水指を運び出して行う「運び点前」でお茶を点てます。手順はいつも通りですが、水指や蓋置、お仕覆などを置く場所はいつもとは異なります。

 一つ一つの手順や所作は難しくありませんが、正しい位置に道具を置かないと、途中で置き場所に困ることになりかねません。

 午後の稽古の途中から風炉の敷板を大板に変更しました。

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 大板とは大ぶりな風炉の敷板のことです。大板を使う際は蓋置、柄杓を置く場所が変わります。次回18日のお稽古では朝から大板で点前をする予定です。

 さて、お庭の様子です。カリンの実が大きくなってきました。黄色く色づくまではまだもう少しかかりそうですね。

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 白萩の見頃はまだ続いています。花をアップで見ると萩がマメ科の植物であることがわかりますね。マメ類と花の形が似ています。

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 今月は二週続けてのお稽古になります。また来週お会いしましょう。

 

10月の抽選会

 10月5日は12月分の赤鳥庵利用者抽選会でした。先月同様、今月も60名近い参加者がありました。相変わらず撮影関係者の方が多いようです。この時期は結婚式に加えて成人式の写真を撮る方もあるようです。都内の公共の庭園で記念写真を撮るのが流行しているそうなので、致し方ないのでしょうね。

 ただ、先月とは違って撮影の方の利用希望が月の前半に集中していました。そりゃそうですよね、紅葉も終わった年の瀬にのんびり写真撮影という気にはならない。

 12月も終日茶室を予約できたのは後半の一回だけ。 前半は午前中のみ予約できました。夜は比較的空いていますので、今後みなさまと相談してお稽古日を決めたいと思います。
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 久しぶりに訪れた目白庭園ではススキの穂が良い感じに揺れていました。こちらの庭園のススキは美しいのですが、最近は少し増えてきました。ススキは放っておくと増えるので管理が大変だと聞いています。お庭などに植えると増え過ぎるのが難点とか。
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 白萩も咲いていました。白い花はピンクの花とはまた違った趣きがありますね。でも、萩というのも実は「増え過ぎる」花でもあります。肥料を与えなくてもどんどん育って大きくなるので、こちらも管理が大変。

 ススキも萩もそれだけ元気の良い植物なのですね。
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 そしてこちらは秋明菊の蕾です。夏が暑すぎたせいか今年は秋明菊の方はいまひとつですね。去年は当たり年だったのか株も大きく花も沢山咲いていたので、ちょっと残念。

 赤鳥庵前の植え込みにはホトトギスもあるのですが、今年はさっぱりです。やはり夏の暑さが応えたのでしょうか。ホトトギスも放っておくだけで毎年どんどん増える花だと思っていたので意外でした。

 来週は久しぶりのお稽古があります。皆さまと再会する頃には秋明菊が咲いていると良いのですが。 
ギャラリー
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