梅雨が明けて以来、連日猛暑が続いています。この日もお天気は晴れ、青空と降り注ぐ日差しの強さがまさに夏!という感じです。
ちょうどセミの鳴く季節でもあるので花入には蝉籠を使いました。
白いお花は矢の根梵天花、夕方には萎んでしまう1日だけのお花です。
さて、お稽古科目は前回に引き続き茶箱・卯の花点前です。といっても、前回は夜のみのお稽古でしたので、出席される方々はこの日が今年最初の茶箱の稽古です。
いつもは1日のうちにそれぞれの方に合わせて様々な科目をお稽古するのですが、この日は皆さんに卯の花点前をお稽古していただきました。(一部初心者の方は盆略点前です)
茶箱の点前は雪・月・花という点前がまず最初に考案され、その後にそれらを簡略化した卯の花点前ができました。雪は冬、月は秋、花は春ということで、夏にふさわしい卯の花という名前が選ばれたそうです。
「夏は来ぬ」という唱歌に「卯の花の匂う垣根にほととぎす早も来鳴きて」という歌詞がありますので、名前をお聞きになったことのある方は多いと思うのですが、これは5月から6月に開花するウツギの花のことです。 盛夏ではなく初夏の花ですね。
茶箱の卯の花点前は箱から出した茶道具をお盆の上に出して、蓋の上でお茶を点てます。 初めて茶箱の点前をされた方は、いつもの薄茶の手順の前に「茶箱から道具を出す」というところで随分戸惑っておられました。
「道具を出す」「いつものように薄茶を点てて出す」「道具を拝見に出す」「戻ってきた道具を茶箱にしまう」という大まかな流れを掴んでお点前していただくと覚えやすいのではないかと思います。
すでにある程度茶箱の点前に親しんでいる方にとっては卯の花点前は少し物足りないかと思いますので、そんな方には次のお稽古で花点前をやっていただこうと考えています。
さて、この日のお稽古は夕方5時で終了。終わって外に出るとまだ日が高く、外は明るかったです。
夏は目白庭園の正門が閉まるのが夜7時なので、私も久しぶりに明るいうちに正門から出て帰途につきました。
ちょうどセミの鳴く季節でもあるので花入には蝉籠を使いました。
白いお花は矢の根梵天花、夕方には萎んでしまう1日だけのお花です。
さて、お稽古科目は前回に引き続き茶箱・卯の花点前です。といっても、前回は夜のみのお稽古でしたので、出席される方々はこの日が今年最初の茶箱の稽古です。
いつもは1日のうちにそれぞれの方に合わせて様々な科目をお稽古するのですが、この日は皆さんに卯の花点前をお稽古していただきました。(一部初心者の方は盆略点前です)
茶箱の点前は雪・月・花という点前がまず最初に考案され、その後にそれらを簡略化した卯の花点前ができました。雪は冬、月は秋、花は春ということで、夏にふさわしい卯の花という名前が選ばれたそうです。
「夏は来ぬ」という唱歌に「卯の花の匂う垣根にほととぎす早も来鳴きて」という歌詞がありますので、名前をお聞きになったことのある方は多いと思うのですが、これは5月から6月に開花するウツギの花のことです。 盛夏ではなく初夏の花ですね。
茶箱の卯の花点前は箱から出した茶道具をお盆の上に出して、蓋の上でお茶を点てます。 初めて茶箱の点前をされた方は、いつもの薄茶の手順の前に「茶箱から道具を出す」というところで随分戸惑っておられました。
「道具を出す」「いつものように薄茶を点てて出す」「道具を拝見に出す」「戻ってきた道具を茶箱にしまう」という大まかな流れを掴んでお点前していただくと覚えやすいのではないかと思います。
すでにある程度茶箱の点前に親しんでいる方にとっては卯の花点前は少し物足りないかと思いますので、そんな方には次のお稽古で花点前をやっていただこうと考えています。
さて、この日のお稽古は夕方5時で終了。終わって外に出るとまだ日が高く、外は明るかったです。
夏は目白庭園の正門が閉まるのが夜7時なので、私も久しぶりに明るいうちに正門から出て帰途につきました。