前日までの雨が上がって、久しぶりの青空が見えました。一月3回目のお稽古です。
さて、この日のトピックはなんといっても許状です。申請していた四名の方の初級の許状が届きました。晴れて四名の方がたが正式に裏千家の門人になられたことになります。
裏千家では、現在最初に申請する許状は「入門」「小習十六ケ条」「茶箱」の三つです。許状という名の通りこれは許しを得るための書状で、これをいただくことで入門が認められ、十六種類の小習、三種類の茶箱のお稽古ができるようになり、同時に「初級」の資格証がいただけます。
私が入門した頃はこの「初級」という呼び名はありませんでした。これはお茶をなさらない外部の方にわかりやすくするために作られた呼称だそうで、履歴書などには「裏千家茶道 初級」などと書いても良いそうです。
許状を取られた皆様はこれから徐々に濃茶のお稽古に進みます。皆様が少しずつ歩みを進めていく姿を見るのは、教える側にとっても本当に嬉しいことです。
上級チームの皆様はこの日は四ヶ伝でした。慣れている方には唐物、台天目、盆点のご用意をして皆様にそれぞれやりたい科目をお稽古していただくのですが、この日は久しぶりに和巾点のお稽古をなさった方もありました。
唐物のお稽古を始めて間もない方々には唐物だけをじっくりとお稽古していただきました。また、薄茶の点前に慣れてきた方には筒茶碗を使った「絞り茶巾」のお稽古をしていただきました。
お茶のお稽古を始めてまだ数回程度の方から大ベテランの方まで、流水会にはさまざまな方がお稽古に来られています。このところご見学の方も毎回いらっしゃいます。お茶のお稽古場にしては少し慌ただしいのかもしれませんが、それぞれの方のお稽古、そして新しい出会いはこれからも大切にしていきたいと思います。
最後にこの日の庭園の様子をご紹介します。春のような陽気に誘われて、梅がほころびはじめました。
目白庭園には紅梅、ピンクの梅、白梅と様々な梅の木があります。これからの季節はしばらく楽しめそうです。
こちらは何を勘違いしたのか、一輪だけ咲いたつつじ。ちょっと寒そうですね。
管理事務所の方が「今年は全然咲きませんね」とおっしゃっていた赤鳥庵前のカンアヤメにもようやくつぼみのようなものが。どうでしょう、うまく咲いてくれるでしょうか。
さて、この日のトピックはなんといっても許状です。申請していた四名の方の初級の許状が届きました。晴れて四名の方がたが正式に裏千家の門人になられたことになります。
裏千家では、現在最初に申請する許状は「入門」「小習十六ケ条」「茶箱」の三つです。許状という名の通りこれは許しを得るための書状で、これをいただくことで入門が認められ、十六種類の小習、三種類の茶箱のお稽古ができるようになり、同時に「初級」の資格証がいただけます。
私が入門した頃はこの「初級」という呼び名はありませんでした。これはお茶をなさらない外部の方にわかりやすくするために作られた呼称だそうで、履歴書などには「裏千家茶道 初級」などと書いても良いそうです。
許状を取られた皆様はこれから徐々に濃茶のお稽古に進みます。皆様が少しずつ歩みを進めていく姿を見るのは、教える側にとっても本当に嬉しいことです。
上級チームの皆様はこの日は四ヶ伝でした。慣れている方には唐物、台天目、盆点のご用意をして皆様にそれぞれやりたい科目をお稽古していただくのですが、この日は久しぶりに和巾点のお稽古をなさった方もありました。
唐物のお稽古を始めて間もない方々には唐物だけをじっくりとお稽古していただきました。また、薄茶の点前に慣れてきた方には筒茶碗を使った「絞り茶巾」のお稽古をしていただきました。
お茶のお稽古を始めてまだ数回程度の方から大ベテランの方まで、流水会にはさまざまな方がお稽古に来られています。このところご見学の方も毎回いらっしゃいます。お茶のお稽古場にしては少し慌ただしいのかもしれませんが、それぞれの方のお稽古、そして新しい出会いはこれからも大切にしていきたいと思います。
最後にこの日の庭園の様子をご紹介します。春のような陽気に誘われて、梅がほころびはじめました。
目白庭園には紅梅、ピンクの梅、白梅と様々な梅の木があります。これからの季節はしばらく楽しめそうです。
こちらは何を勘違いしたのか、一輪だけ咲いたつつじ。ちょっと寒そうですね。
管理事務所の方が「今年は全然咲きませんね」とおっしゃっていた赤鳥庵前のカンアヤメにもようやくつぼみのようなものが。どうでしょう、うまく咲いてくれるでしょうか。