流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2017年04月

今後の稽古予定、
9月25日(水)
10月9日(水)、10月16日(水)
11月6日(水)、11月13日(水)
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4月19日のお稽古ー且座、花月、炉点前

 空は青く晴れ渡り、昼間は汗ばむほどの陽気です。目白庭園も桜の季節を終え、ツツジやシャガの花が咲き始めました。とはいえまだ四月。お稽古は炉点前です。

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 嬉しいことに先週見学にいらしたKさんが、今週からお稽古を始めました。全くゼロからお稽古を始める方に、まず最初にやっていただくのが「割り稽古」です。お辞儀の仕方、立ち方、畳の歩き方、襖の開け閉め、そして帛紗さばき。これらを一つ一つ部分的にお稽古していきます。

 Kさんはこの割り稽古にたいそう熱心に取り組んでくださいました。「その道に入らんと思う心こそ、我が身ながらの師匠なりけれ」とは利休道歌の最初の言葉ですが、Kさんを見ているとまさにその通りだなぁと感じます。

 上級以上の皆様とは、この日は且座のお稽古をやってみることにしました。且座は五人一組で行う稽古で、次客がお花を入れ、三客が炭手前、正客がお香を焚き、東(亭主)が濃茶点前、半東が薄茶点前をします。お花を入れたり、お香を焚いて全員で聞いたりするのは普段のお茶の稽古ではなかなかできません。(写真は椿と貝母です)

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 夕方からはメンバーを交代しながら花月です。花月も五人一組で行う稽古ですが、折据(おりすえ)を使ってくじ引きをし、「花」の札を引いた人がお点前、「月」の札を引いた人はそのお茶を飲むというちょっとしたゲーム性もあります。

 夜はまたそれぞれが取り組んでいる点前の稽古もしました。これで炉の風景も見納めです。

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 次回は五月、いよいよ風炉の季節の始まりです。

 
 
 
 
 

4月12日のお稽古ー炉点前初歩・中級・上級

 4月に入って新年度一回めのお稽古です。この時期はお勤めの方にとっては何かと慌ただしい時期なのか、お休みの方が多めでしたが、その分だけ、お見えになった皆様にはいつもよりじっくりとお稽古をしていただくことができました。

 以前にも書きましたが、流水会の稽古は「この日はこの科目」と決めるのではなく、それぞれの方の茶歴に合わせてお稽古をしています。この日も初級の方は更好棚で薄茶の点前、中級の方には盆点、そして上まで許状をお持ちのみなさまには久しぶりに奥伝の一つ、大円草のお稽古です。

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  このところ、毎週のように見学のご希望があります。この日はお茶の稽古はまったくの初めてという方が来られましたので、薄茶のお点前でお茶を一服差し上げました。お茶碗はしだれ桜、蓋置はぼんぼり、お菓子も桜のきんとんでした。

  この日の目白庭園には春の柔らかな陽射しが降り注ぎ、しだれ桜や花海棠や春の椿が競うように咲き誇っていました。
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 お庭の片隅にはこんな演出も。水面に桜の花びらが浮かぶ鉢の中には小さなおたまじゃくしが泳いでいました。 

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4月6日 抽選会

今日は6月分の利用者抽選会でした。
そろそろ一度日曜稽古を入れたいなと思っていたのですが、残念ながら私の抽選番号は25人中21番。今回は、土日狙いの方が多かったのですが、赤鳥庵は豊島区の施設なので区のスケジュールが先に決まります。6月は土曜日が1回しか空いていないという激戦だったのでやむなし、といったところでしょうか。 

この日はちょうど目白庭園のしだれ桜が満開で、午前中から花嫁さんと花婿さんが記念写真を撮っていました。「おめでとうございます」とお声をかけてその横をすり抜け、私も桜の写真を撮ってきました。

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定番のアングル。池にかかるしだれ桜です。でもあいにくと逆光ですね。次の写真は枝垂れ桜を下から撮ったところ。三枚目は桜の樹全体をフレームに入れてみました。
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庭園の敷石の隙間からは、愛らしいタチツボスミレが顔をのぞかせていました。なかなか暖かくならずやきもきした四月。ようやく春爛漫です。

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