流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2016年03月

今後の稽古予定、
1月15日(水)、1月22日(水)
2月5日(水)、2月19日(水)
3月5日(水)、3月19日(水)
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3月16日のお稽古

 3月は利休忌の月です。利休居士の命日は旧暦の2月28日ですが、表千家、裏千家、武者小路千家ではいずれも3月に利休忌の行事をしています。流水会のお稽古でも3月になると一度は利休居士像の軸を掛けます。

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 また、3月といえば裏千家は釣釜の月。赤鳥庵のお部屋は炭が使えず炉は電熱式なのですが、天井には蛭釘があり、釜が吊るせるようになっています。そこで、この日のお稽古では、鎖と弦、大釻を持ち込んで釣釜にしてみました。

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 本来釣釜では、普通の炉釜より少し小ぶりの釜が良いのですが、お稽古ですのでこちらはいつも使っている真形釜。それでも、普段のお稽古とは形式が違います。
 この日の稽古では、上級の許状をお持ちの方々は奥伝の一つ大円草をしました。中級の方は和巾を中心にお稽古しました。

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 この日の目白庭園は、池の清掃で水が全て抜かれ、庭園内のも立ち入り禁止になっていました。いつもとはちょっと違った眺めでした。

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 赤鳥庵入り口の左手、通用口に抜ける通路の脇では日向水木が満開。前回のお稽古の時みたふきのとうは、すっかり大きくなって花が咲いていました。

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3月2日のお稽古

 3月2日にお稽古をする、となれば趣向はもちろん「ひな祭り」です。この日は桃の花を飾り、立雛の棗、ぼんぼりの蓋置を使ってお点前をしました。

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  あれ?この荘り方は変だな?と思った方は鋭いですね。実はこれはお終いの荘りではなく、これからお点前を始めるところなのです。今日の科目は入子点。最初から柄杓と蓋置を棚に荘り、建水の中に入子に茶碗を仕組んで運び出すという薄茶の点前です。

 点前には木地曲の建水を使うので、曲建水の扱いがり、また点前中に茶巾を絞り替えしますので、その扱いがあります。点前の最後には茶碗と帛紗も棚に飾ってから帰るというのが特徴です。濃茶は大海を使った長緒茶入のお点前をお稽古しました。

 まだ風は冷たいものの日差しは高くなってきました。茶室の前の一角にはふきのとうが顔を出し、昼間は外の庭園で写真を撮る花嫁さん、花婿さんの姿も。

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 裏の芝生広場では、カンヒザクラと白梅が競うように咲いていました。

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 サンシュユの黄色い花も咲き始めています。

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