流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2016年02月

今後の稽古予定、
4月9日(水)、4月23日(水)
5月7日(水)、5月21日(水)
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2月17日のお稽古

 2月17日は唐物、台天目など中級のお点前を中心にお稽古しました。1月は中級の稽古をお休みしていましたので、しばらくぶりの再開。皆さんがどの程度お点前を覚えているか心配でしたが、案外スムーズに進みました。今回は人数が多かったので、夜は二部屋で炉を開けてお稽古しました。夜の稽古場の様子はこんな感じです。

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 この日は八畳の部屋の床にも、花を入れてみました。枝ものは青文字、椿は一休です。

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 流水会のお稽古は水曜日ですが、ほぼ月2回のペースでできるようになってきました。当面は小習と中級または上級の点前を各1回ずつ、できるようにしたいと思っています。

 2月半ばの目白庭園は、白梅が満開を迎えました。ちょうど庭園の門をくぐったところに大きな白梅の木があり、今がまさに見頃です。こんな眺めが見られるのもこの茶室の素晴らしいところです。

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 こちらは、茶室の中からお庭を見たところ。石塔の右側で白い花をつけている木々が見えますが、こちらも梅。ただいま真っ盛りです。

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 福寿草の花も開きました。春の訪れまであと少し、そんな感じがいたしました。





 

2月10日のお稽古

 2月 第1回目のお稽古は、茶室の利用時間の関係で夜のみ。風邪でお休みの方もありましたので、少ない人数でじっくりとお稽古ができました。寒い時期のお点前といえば、まずは絞り茶巾です。筒茶碗は拭き方に特徴があるので、年に一度はこのお稽古をしておきたいものですね。

 そして、もう一つは流し点。 炉の流し点は別名を「お見合い点前」とも呼ばれています。亭主が炉の真正面で点前をするので、お客様と向かいあわせに座ることからこう呼ばれるようになったそうです。お客様には親しい方一人か二人をお招きし、語り合いながらお点前をします。お点前の手順自体は薄茶の平点前なのですが、炉の正面を向いているため、点前道具の置き場所が普通の平点前と大きく違います。お茶碗を出す場所、拝見ものを出す場所も常とは異なります。

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 そして、もう一つ寒い時期の点前といえば大炉。私たちのお稽古場所には大炉はありませんが、茶道口を変えて逆勝手のお稽古もしました。
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 逆勝手は点前畳の左側に炉がありますので、普段と同じ具合にはいきません。帛紗をつける場所もいつもと逆なら、畳を歩く足もいつもとは逆。良い頭の体操になりますね。

 あいにく夜は暗くてよく見えませんでしたが、お庭では梅の花が開き始めました。ちょうど門を入ったところに大きな白梅の樹があって、次々と花をほころばせています。一足早く咲いた紅梅は今が見頃。次回のお稽古の時にはどんな様子に成っているでしょうか。
 
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新年会をしました

 1月24日(日)、流水会としては初めての新年会をしました。遠方から先輩がたがお二人お見えになり、全部で15名のにぎやかな会でした。

 普段のお稽古ではなかなかできない席入りの稽古、皆さんでのお食事、お菓子をいただいた後の中立。後入りをして台子の重ね茶碗でお濃茶をいただきました。薄茶はふた部屋に分かれて。一方は雪月花之式。もう一方では平点前です。

 普段は洋服でお稽古されている方も、この日はお着物。お稽古場が一気に華やかになりました。

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 こちらは久しぶりに遊びに来てくれた流水会最年少メンバーのSくん。すっかり子供らしい顔立ちになっていてびっくりしました。男性もお着物姿の人ばかりで、Sくんも驚いたかもしれませんね。後ろに少しだけ見えているのは、この日の待合に掛けた七福神のお軸です。

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 普段はもう少したくさん写真を撮るのですが、この日ばかりは私も忙しくなかなか写真を撮る暇がありませんでした。

 
  

1月のお稽古

 年も明けてあっという間に一ヶ月。遅くなりましたが、今年もどうぞ宜しくお願いします。

 さて、流水会1月のお稽古は長板総飾りでした。長板総飾理が普段のお点前と大きく違うのは、水指だけでなく、建水、蓋置、柄杓、火箸などの道具類がすべて最初から飾ってあることです。濃茶の場合は、水指前に茶入を飾り付けておきますから、水屋から運び出すのはお茶碗だけ。薄茶の場合も棗と茶碗を同時に運び出します。
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 何度も立ったり座ったりする必要はないものの、点前の途中で火箸や柄杓を杓立てから出し入れするという所作が加わります。慣れてしまえば難しくないのですが、火箸の扱いかたなどは、普段あまりやっていないことですので、皆さん随分と苦労されていたようでした。

 この日は年が明けて最初のお稽古ということもあり、普段はお仕事帰りにお稽古に来られる方が2名ほど、半休を取って昼間からいらっしゃいました。お着物を着てお濃茶を練ると、やはり新年の気分になりますね。
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 目白庭園は数日前の雪がまだ解け残ってすっかり冬の風情です。咲きかけた梅の蕾もすっかり縮こまってしまったようで、庭園入口の大きな梅の木もまだ花は開いていませんでした。普段ならお母さんたちが子供と一緒にのんびりくつろいでいる裏手の芝生広場は、雪に覆われたまま。しばらく寒い日が続くのでしょうか。


ギャラリー
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