天気予報が外れて、雨が降ったりやんだりのお天気。しかも、時折激しい降りに。赤鳥庵で稽古をはじめてから、本格的な雨は初めてでした。庭園の池も、雨に沈んでいます。水面に雨粒がたくさんの輪を描いています。

 

6月4日、恒例の抽選会に行ってきました。抽選会では2ヶ月後、つまり8月の利用日を予約することができるのですが、抽選会の参加者が久しぶりに20名を超えました。いつもなら、早い番号の当たった人は月初の土日を予約してすることが多いのですが、今回はその法則も当たらず。意外にも月末の方が先に埋まっていきました。さて、私の引いた札は「6番」。8月5日（水）13時〜第一和室を予約しました。夏休みの融通が利く方は、ぜひ昼間からお越しください。 


目白庭園のお庭は、先月よりもさらに日差しが強くなってきました。 初夏の花の季節は終わりましたが、庭園は未央柳（びようやなぎ）の黄色い花が満開。５月はお庭にツツジのピンクの小山がいくつも見えましたが、いまは黄色い小山に様変わりしています。

未央柳は葉が柳に似ていることからつけられた名前ですが、柳の仲間ではなくオトギリソウ科の植物。花の中央からたくさんの雄しべがカールするようにふんわり長く伸びているのが特徴です。よく似た花に金糸梅（キンシバイ）がありますが、金糸梅の雄しべはこんなに長くはなりません。

お庭をぐるりと巡ってみると、下野（シモツケ）のピンクの小さな花が咲いていました。こちらは次回17日のお稽古まではもたないでしょう。残念。

最後の１枚は、目白庭園のすぐ近くのお宅の玄関前に咲いていた紫陽花。もうすぐ梅雨入り。雨の季節がやってきます。次に来るときは庭園の趣も変わっていることでしょう。