流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

今後の稽古予定
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8月7日(水)、8月28日(水)
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3月20日のお稽古ー続き薄茶、大津袋

 3月20日は春分の日、昨年の今頃はもう桜があちこちで開き始めていましたが、今年は3月に入ってから気温の低い日が何日か続いたせいかま昨年よりは開花が遅いようです。目白庭園のシンボルツリーでもある枝垂れ桜もまだ蕾は硬いままです。

 祝日ということで、本来ならお茶会でもと思いましたが庭園がメンテナンス中だということでこの日も通常通りのお稽古としました。しばらくお休みしていた方が来てくださった一方、お墓参りやご家族と一緒に過ごされるためお休みという方もあり、稽古場はふだんより幾分静かでした。

 お稽古は前回に続いて釣釜です。この日は10畳の方を釣釜にしたのですが、前回お休みされた方が茶室に入るなり「ああっ」と声を上げられて、やはり釜を吊るすだけで茶室の雰囲気は随分と違って見えるようです。

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 人数が少なめだったこともあり、希望者には続き薄茶のお稽古をしていただきました。続き薄茶はまず濃茶を練り、一度建水と茶碗を持ち帰った後でもう一度清めた茶碗と建水を運び出して続けて人数分の薄茶を点てる点前です。

 濃茶の茶碗が戻るまでは普通の濃茶平手前と何ら変わりはないのですが、お釜がゆらゆらと宙に揺れているためか皆さまかなり戸惑われていたようでした。

 続き薄茶のお稽古では濃茶一服の後、薄茶を二服点てます。普段のお稽古より時間がかかってその分足も痺れますが皆様よく頑張ってお稽古してくださいました。

 お濃茶の平点前がある程度できるようになった方には大津袋のお稽古をしていただきました。棗を使う濃茶点前です。棗からお茶を出すところ、そして大津袋の扱い方をこの機会に是非しっかり覚えていただければと思います。この日は三名の方がこのお稽古をされました。

 いつもとは違う時間帯にお稽古に来られた方が何人かいらっしゃったので、普段は顔を合わせない方にお茶を点てたり、意外な方の点てたお茶を召し上がった方もあったり、祝日ならではのお稽古となりました。

 この日の一番のハプニングはお天気でした。午前中は良く晴れた良いお天気でしたがお昼過ぎから曇って本降りの雨が降り、雨が上がって一時晴れ間が出たもののその後もう一度雨に。夕方までには止んだのですが、今度は強い北風が吹き荒れました。

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 写真は午後最初の雨の時の様子ですが、窓の外に簾が見えます。夕方には強風で次々とこの簾が外れてしまい、危ないので最後は事務所の方が全部の簾を外してくださいました。

 冬から春へと移り変わる間にはこういう荒れたお天気の日もあるのですね。

 最後にお庭のお花をいくつかご紹介しておきましょう。梅とは入れ替わりにあんずの花が咲き始めました。淡いピンク色が綺麗です。

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 黄色い小さな花はオウバイ(黄梅)だそうです。

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 次のお稽古は一週間間が空いて4月3日ですが、いつもとは違って午後一時からのお稽古になります。おそらくこの日には枝垂れ桜が咲いていることでしょう。ツツジやシャガの花も咲き始めているかもしれません。いよいよ春の到来、楽しみです。 

3月13日のお稽古ー釣釜、台子で平点前

 朝から良く晴れました。3月に入ってから思いの外寒い日が続いていますが、この日も昼間は強い北風が吹いて、赤鳥庵の網戸がガラガラと音を立てて動き出すほどでした。

 さて、裏千家の三月の設えといえば釣釜です。釣窯はどんな茶室でも出来るお稽古ではありません。釜を釣ることができるようあらかじめ炉の上の天井に蛭釘という釘が打たれていることが必要なのです。幸い赤鳥庵では二つの和室両方に蛭釘が打たれていますので、どちらのお部屋でも釣釜は可能です。

 この日は8畳の部屋を釣釜に、10畳の方はいつも通り炉に釜を据えてこちらには竹台子を出し、濃茶と薄茶の平点前を中心にお稽古をしました。
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 同じ平点前でも釣釜にするだけで点前座の周りの景色は随分と違って見えます。いつもならどっしりと動かないはずの茶釜がゆらりゆらりと揺れていると柄杓を扱う時の感じも違ってきます。

 上級以上の皆様には台子を使っての濃茶、薄茶のお稽古をしていただきました。目の前に大きな台子があるとこちらも点前座から見える景色はかなり違ってきます。実際、台子を使ったお点前では火箸の出し入れ、柄杓の出し入れなど小棚の平点前にはない手順が加わるという面はあるものの、基本的な手順は小棚のときと同じです。

 しかしながら、目の前の景色がいつもと違うことにつられて思わぬところで帛紗を付けようとしたり、釜に水を入れようとしたりする方が続出しました。なかなか大変です。

 台子の点前は実践する機会が少ないので、家に帰ってから手順やポイント、間違いやすいところをぜひメモしておいてくださいとお話し致しました。

 また、この日はお稽古見学に来られた方も何人かありました。最近は子供の頃、あるいは学生時代にお茶をやった経験があるけれどしばらくの間ブランクがあってまた再開したい、という方が増えてきました。

 自分ではお点前などすっかり忘れたつもりでいても、いざ点前座に座ってみると帛紗のさばき方や棗の持ち方などは面白いくらいよく覚えているものです。ただ、流儀が異なると細かい違いが多々ありますので、できれば前に習っていたのと同じ流儀で再開される方が混乱しなくて良いと思います。

 最後に恒例のお庭の写真です。芝生広場の緋寒桜はまだ咲いていました。青い空に早咲きの桜の緋色が映えますね。

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 庭園入口近くのサンシュユもほぼ満開になりました。黄色は春の色ですね。

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 写真は撮りませんでしたが、この日は池にも水が入っており、カルガモも二羽ほど姿を見せていました。まだしばらく庭園のメンテナンスは続くようです。

 次回の稽古は20日、祭日ですが通常通り午前中から夜までお稽古できます。今のところ予約の人数は少な目ですのでどの時間帯でもじっくりお稽古できますよ。

3月の抽選会

 3月7日は5月分の赤鳥庵利用者抽選会でした。
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 3月とはいえまだ寒い日が続いていますが、抽選会は盛況で今回も40名近い参加者がありました。 珍しいことに園長さんが所用でお休み、代わりの方の司会進行で抽選会が行われました。

 5月は気候も良いのでまた撮影の方が大挙して押し寄せるのではと心配していたのですが(多分係の方もそれを予想してか、いつもより座席を詰めて大勢が座れるようになっていました)それほどでもなく、思ったよりサクサクと予約が進んでいきました。

 私は25番というまたまたあまり良くない札を引いてしまったのですが、水曜日狙いのライバルがお一人しかいなかったので無事に二回の稽古プラス一回の特別稽古の予約ができました。

 今年は6月か7月に一度お茶会をやりたいと考えていますが、土日は本当に籤運が良くないと予約できない、というのが難しいところです。

 さて、前日より少しお天気も良かったので帰りにお庭で写真を何枚か撮りました。

 まずは赤鳥庵前の植え込みで地面から顔を出していた蕗の花。要するに「花が開いたフキノトウ」です。
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 こちらの黄色い花は山茱萸(サンシュユ)です。
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 梅はもうほとんど終わってしまいましたが、これから春の花がどんどん咲いていくでしょうね。楽しみです。


 
 
ギャラリー
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