流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

今後の稽古予定、
10月9日(水)、10月16日(水)
11月6日(水)、11月13日(水)
12月11日(水)、12月25日(水)
流水会のWebサイトはこちら
流水会のFacebookページもご覧ください

抽選会


 今日は月に一度の抽選会でした。お部屋を借りる希望者は、月に一回開かられる抽選会に参加します。

 初めて参加したときは、2つの部屋を朝、昼、夜3つの時間帯で貸し出しているのを、どうやって抽選するのだろうと 思っておりました。

 
IMG_1466


 お部屋に入ると、こんな風にみなさん座って待ちます。時間になると係りの方が抽選箱を回してくださるので、そこから札を1枚引きます。引いた札に書かれた番号順に、希望する日が予約できるという仕組みです。

IMG_1467
 

 今日は20名近い方が来られました。私の引いた札は13番とあまりよくなかったのですが、水曜日の希望者はさほど多くないのか、なんとか4月も水曜日にお部屋を予約することができました。予約の際に用途を聞かれますが、暖かくなってきたこともあり、「お茶会です」という方がかなり多いように思いました。

 それから、もう一つ朗報です。第一和室の畳がきれいになっていました。先日畳替えをされたのだそうです。第二和室も今度の土曜日に畳替えするとのこと。前回のお稽古のときに、随分畳が古いなぁと思っていましたが、次回は真新しい畳でお稽古ができるのが楽しみです。
 

「流水会」と「赤鳥庵」について

 流水会は、元々別の場所にあった茶道教室の仲間を中心とした集まりで、現在のメンバーは約10名ほどで、茶道を始めて1年未満の方から20年を越えるベテランまで実に様々です。お稽古のご指導は、元々の茶道教室の先輩の先生にお願いしています。

 「流水会」という名前は、禅語の「行雲流水」 から取りました。以前のお稽古場がこの禅語にちなんだ名前だったこと、そして水曜日のあつまりであることから付けた名前ですが、メンバーの皆さんにとっても覚えやすい名前となりました。IMG_1381

 お稽古は今のところ月1回、目白駅にほど近い目白庭園の中にある「赤鳥庵」というお茶室をお借りして行っています。「赤鳥庵」という名前は、ここ目白で大正7年に鈴木三重吉が「赤い鳥」という雑誌を発行したことに由来するそうです。写真は庭園側から赤鳥庵を見たところです。


 赤鳥庵には、第一和室(十帖)と第二和室(八帖)があり、私たちは横に広々とした水屋のついた第一和室をお借りしています。茶道の稽古をするものにとってありがたいことに、ここでは様々なお道具をお借りすることができます(有料ですが)。風炉や御釜はもちろんのこと、台子や皆具、花台セットや長板、毛氈や莨盆のセットなどもお借りできるので、様々なお点前の稽古ができます。

 ただ、残念なこともいくつか。公共茶室の常ではありますがお炭は使えません。また、茶室の利用者が使える駐車場もありません。それを乗り越えて、どうこの場を活かすかは、茶人としての工夫次第とも言えます。私たちもいろいろなことを試していきたいと思っています。

1月のお稽古

 1月21日は、今年最初の稽古。台子のお点前をいたしました。真台子に皆具を並べ、棚の上には裏千家十一代玄々斎好みの曙棗を置いての濃茶点前、薄茶点前です。台子を使ったお稽古は久しぶりで、火箸の扱い方や柄杓の扱いに戸惑ったり、濃茶と薄茶の扱いの違いをついうっかり間違えてしまったり、いろいろありましたが楽しくお稽古できました。

 お正月ということで、お菓子は「志むら」の「花びら餅」を、縁高(ふちだか)でいただきました。縁高一段に一つずつ花びら餅を入れて、蓋の上には人数分の黒文字を置いて、縁高の扱い方の練習もいたしました。 花びら餅には野菜のごぼうが使われているのですが、志むらさんの花びら餅は、ごぼうの香りが控えめ。味噌餡がたっぷりと入っていました。

 でも、この日一番のトピックは「雪」です。目白は午後から雨。時折雪が混じるお天気でしたが、庭園に雪の降る様は大変美しく、茶室から雪見障子を通して見る景色は実に見事。悪天候の中お稽古に出席された皆さんにとって何よりのご褒美となりました。

 ただし、雪に見とれて、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。残念なことです。
 
ギャラリー
  • 10月の抽選会
  • 10月の抽選会
  • 10月の抽選会
  • 大寄せ茶会に参加する
  • 大寄せ茶会に参加する
  • 9月25日のお稽古ー大津袋と茶通箱
  • 9月25日のお稽古ー大津袋と茶通箱
  • 9月25日のお稽古ー大津袋と茶通箱
  • 9月25日のお稽古ー大津袋と茶通箱
プロフィール

soujun

メッセージ

名前
メール
本文
アーカイブ