流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

茶道について

今後の稽古予定
7月6日(水)、7月20日(水)
8月3日(水)。8月24日(水)
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帛紗の手入れについて

 お茶の稽古では茶道具を清めたり、熱い釜の蓋の開け閉めしたりするときに「帛紗(ふくさ)」と呼ばれる布を使います。稽古で使う帛紗は、抹茶がついたままにしておくとだんだんその部分が黒ずんできます。汚れてしまったらどうしたら良いのでしょうか。

 帛紗は絹でできています。洗剤などで洗うとせっかくのふんわりとした絹の手触りが変わってしまったり、布地が縮んでしまったりするので、昔から「帛紗は洗わないもの」とされています。では、汚れてしまったらどうすれば良いでしょう? 

 まず、抹茶が付着したらできるだけ早めに帛紗同士をこすりあわせて抹茶を落とすことが大切です。それでもしばらく使っているとだんだん汚れが目に付くようになってきます。そうなったら新しいものと取り替えるわけですが、そうお安いものではないし、他の部分が綺麗なのにもったいないと思う方もいらっしゃるでしょう。

 私も汚れた部分を見ながら「ああ、もっと普段から抹茶を丁寧に落としておけばよかった」と感じることがよくあります。

 布同士をこすり合わせればついた抹茶が取れるのですから、何かもっと抹茶を落としやすい布地はないのでしょうか?実はあるのです。それはマイクロファイバーです。マイクロファイバーは化学繊維ですが非常に繊維が細く、これでこすると絹の布地の目に詰まった汚れも取ることができます。

 わたしたちに一番身近なマイクロファイバー、それは「めがね拭き用の布」です。お持ちの方は、まずはためしにメガネ拭きで帛紗の汚れをこすってみてください。めがね拭きをお持ちでない方は、100円ショップなどで購入することができると思います。帛紗同士をこするよりずっときれいになりますよ。

 帛紗のもう一つの敵はシワです。稽古が終わった後慌てて畳んだら、へんなところにシワがついてしまった。畳み方を間違えて不要な筋がついてしまった。そんなときはどうしたら良いのでしょう?

 アイロンをかける、というのは一つの手段ですがあまりギュウギュウ押してしまうと帛紗がつぶれてしまいます。私のお勧めは衣類用のスチーマーを使うことです。ハンガーにかけたまま蒸気でシワを伸ばす、「ハンディスチーマー」「ハンディアイロン」などと呼ばれるアレを使ってシワをとります。

 茶道具を清める帛紗は、日頃から手入れをしてなるべくきれいに保ちたいものですね。



稽古場見学・体験稽古のこと

お稽古場の赤鳥庵が工事中のため、ここ二週間ほどお稽古がなく私も寂しい思いをしています。その一方で、お稽古の見学や体験稽古のお問い合わせが増えてきました。
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私どもの流水会では、入会にあたって必ず「見学」または「体験稽古」をしていただくようお願いしております。

茶道の稽古を続けていく上で大切なことの一つが、先生や茶道教室との「相性」です。ここは自分に合いそうだな、ここでならお稽古を続けていけそうだな、と感じられるかどうかというのはとても大切なことです。

普通に何か習い事をしている時、たとえば英会話教室に通ったりスポーツクラブで何かレッスンを受けたりしている場合、ご自身の都合で他のクラスに移ったり、他の教室と掛け持ちしたりということはそう珍しいことではないと思いますが、茶道のお稽古ではそうしたことが簡単にはできませんし、そういうことはしないのがマナーだとされています。

理由は茶道の「稽古」というのが他の習いごとの「レッスン」とは少し性質の異なるものだから、とお考えください。

茶道の先生はお茶の点前の手順やお茶やお菓子をいただく時のやり方といったハウツーを伝えるだけではありません。茶道の世界観のような無形のものに触れていただく、感じていただく手引きをするという役割をお家元から与えられています。

そして有形・無形の形で受け継がれている茶道の教えを「どのようにして生徒さんに伝えるか」は指導する先生のお考え、先生ご自身が師匠から受け継いできたやり方などによってかなり大きな違いがあります。いったんこの先生の元で習おうと決めたら、その先生の方針にしたがって稽古を続けていくことになります。
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といっても、これからお茶のお稽古をはじめようという方、また稽古をはじめてからまだ日の浅い方にはこの「先生による違い」というのがどういうことなのかを想像するのは難しいことでしょう。

そこで大切にしてほしいのは皆様の「直感」です。最初にメールや電話で先生と接したときの印象、実際に稽古場に行ってみて感じる雰囲気、他の生徒さんたちの様子、そういったところにそのお茶の先生のお人柄や伝えようとするお茶の世界観が滲み出ているものなのです。

これから新たにお茶のお稽古を始めてみたいとお考えの方には、流水会だけでなく二、三箇所のお稽古場を見学することをお勧めしております。そうすることで「稽古場の雰囲気」「先生との相性」というのがどういうことなのかを多少なりとも実感していただくことができると思います。

そしてもう一つ大事なことなのですが、いったんお茶の稽古を始めたら、他の教室や他の先生のところに見学には行くのはどうかご遠慮ください。二箇所で習った方が早く上達する、効率よく習えるということはありません。ただ混乱するだけです。

「でも、今習っている教室でのコースがまもなく終わってしまうので次の稽古場を探したいのに」という方は、まず現在の稽古に集中してください。そのコースが終了する頃には先生から次のステップについて何らかのご案内があるはずです。それを待ちましょう。 

仕事の都合やご家族の事情で今までの稽古が続けられなくなりそうだから、別の稽古場を探したいという場合はまずご自身の先生に相談してみましょう。稽古日が変更できるかもしれないし、別の場所でお稽古してくださるかもしれません。

流水会では随時稽古場の見学・体験稽古を受け付けておりますが、上記のような理由から「現在、他の先生からお茶を習っている」ということが判明した際は、お申し込みをお断りしております。この点についてはどうかご了承いただきますようお願い申し上げます。
ギャラリー
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