3月2日は赤鳥庵の5月分利用者抽選会でした。目白庭園では門を入ってすぐの白梅がそろそろ見頃を迎えています。

寒さの峠も過ぎ、感染症の流行もこのところ少しおさまっているせいでしょうか。抽選に参加された方はなんと45名(遅れて来た方も含めると47名)というここしばらくでは一番の人気抽選会となりました。
今回は5月の土日や連休狙いの方が大変多かったようで、抽選会が進み日程が埋まっていくにつれて途中であきらめてお帰りになられる方が何名もありました。
私のこの日の抽選番号は23番。ちょうど真ん中あたりです。以前ならこのくらいの番号でも楽に水曜日が二回とれたのですが、 今回は狙っていた1日目は無事に予約がとれたものの、もう1日は二つの部屋を借り切ることができず、第一和室終日、第二和室は午前と夜だけになってしまいました。
やはり抽選で茶室を予約するのはなかなか大変です。
さて、この日は抽選会の後、夫を誘って二人で「かるがも茶席」に参加しました。 かるがも茶席は豊島区の茶華道文化連盟に所属するお茶の先生が担当するミニ茶会です。参加費八百円で薄茶席一席、誰でも予約なしで参加できるとても気軽なお茶会です。
今回釜を掛けられたのは私たちと同じ裏千家流の先生でした。3月の2日ということもあってお茶席の趣向は雛祭りにちなんだもの。季節のお道具や小さな雛人形の飾り物などもあり、季節のお菓子と薄茶を美味しく頂戴することができてとても楽しかったです。
お点前をされた方、お運びをされていらした方々もとても手慣れていて、おそらくこうしたお席でのお手伝いを何度も経験されておられるのだろうと感じました。
お客様の中には裏千家のお茶会でお見かけしたことのある先生もいらっしゃっていました。おそらく他のご流儀を勉強していらっしゃるのだろうな、と思われる方もおられました。かと思うと、お菓子やお道具にスマホのカメラを向けてパシャパシャ写真を撮る方も何名か見かけました。
昨今ではもうなんでも見たらその場で誰はばかることなく写真を撮るという方が年齢を問わずいらっしゃいますね。せめてご亭主にひとこと断ってからにすればいいのに、と思いました。
茶席の設えやお道具、お茶もお菓子もすべてご亭主がこの茶席のために何日もかけて選び抜き、手間をかけてご準備されたもの。客とは亭主の心づくしを見せていただく側であり、亭主の思い受け止めて感謝することが礼儀です。茶道を学んでいる者であればそのことを忘れずにいたいものです。
このかるがも茶席、来年度から(つまり4月以降)は抽選会とは別の日(第二木曜日)に変更されるそうです。これからは「抽選に来たついでに茶席に入る」というわけにはいかなくなりますが、おかげで抽選会の開始時刻がまた4月から10時開始に戻ることになりました。助かります。
目白庭園では梅に続いて木々の花が咲き始めました。黄色い小さな花を咲かせているのは山茱萸(サンシュユ)でしょうか。

芝生広場の寒緋桜も蕾がふくらんで、一つ二つと綻び始めています。

春はもうすぐそこまで来ていますね。

寒さの峠も過ぎ、感染症の流行もこのところ少しおさまっているせいでしょうか。抽選に参加された方はなんと45名(遅れて来た方も含めると47名)というここしばらくでは一番の人気抽選会となりました。
今回は5月の土日や連休狙いの方が大変多かったようで、抽選会が進み日程が埋まっていくにつれて途中であきらめてお帰りになられる方が何名もありました。
私のこの日の抽選番号は23番。ちょうど真ん中あたりです。以前ならこのくらいの番号でも楽に水曜日が二回とれたのですが、 今回は狙っていた1日目は無事に予約がとれたものの、もう1日は二つの部屋を借り切ることができず、第一和室終日、第二和室は午前と夜だけになってしまいました。
やはり抽選で茶室を予約するのはなかなか大変です。
さて、この日は抽選会の後、夫を誘って二人で「かるがも茶席」に参加しました。 かるがも茶席は豊島区の茶華道文化連盟に所属するお茶の先生が担当するミニ茶会です。参加費八百円で薄茶席一席、誰でも予約なしで参加できるとても気軽なお茶会です。
今回釜を掛けられたのは私たちと同じ裏千家流の先生でした。3月の2日ということもあってお茶席の趣向は雛祭りにちなんだもの。季節のお道具や小さな雛人形の飾り物などもあり、季節のお菓子と薄茶を美味しく頂戴することができてとても楽しかったです。
お点前をされた方、お運びをされていらした方々もとても手慣れていて、おそらくこうしたお席でのお手伝いを何度も経験されておられるのだろうと感じました。
お客様の中には裏千家のお茶会でお見かけしたことのある先生もいらっしゃっていました。おそらく他のご流儀を勉強していらっしゃるのだろうな、と思われる方もおられました。かと思うと、お菓子やお道具にスマホのカメラを向けてパシャパシャ写真を撮る方も何名か見かけました。
昨今ではもうなんでも見たらその場で誰はばかることなく写真を撮るという方が年齢を問わずいらっしゃいますね。せめてご亭主にひとこと断ってからにすればいいのに、と思いました。
茶席の設えやお道具、お茶もお菓子もすべてご亭主がこの茶席のために何日もかけて選び抜き、手間をかけてご準備されたもの。客とは亭主の心づくしを見せていただく側であり、亭主の思い受け止めて感謝することが礼儀です。茶道を学んでいる者であればそのことを忘れずにいたいものです。
このかるがも茶席、来年度から(つまり4月以降)は抽選会とは別の日(第二木曜日)に変更されるそうです。これからは「抽選に来たついでに茶席に入る」というわけにはいかなくなりますが、おかげで抽選会の開始時刻がまた4月から10時開始に戻ることになりました。助かります。
目白庭園では梅に続いて木々の花が咲き始めました。黄色い小さな花を咲かせているのは山茱萸(サンシュユ)でしょうか。

芝生広場の寒緋桜も蕾がふくらんで、一つ二つと綻び始めています。

春はもうすぐそこまで来ていますね。