9月7日は11月分の赤鳥庵利用者抽選会でした。11月の抽選は一年で最も競争が激しい激戦になります。お茶会やイベントの最盛期であると同時に紅葉の見頃でもあるからです。
紅葉の見頃になる11月の後半には例年10日間ほど目白庭園のライトアップが行われます。この期間は赤鳥庵の夜間の利用ができなくなります。使えるコマ数は少なく、利用希望者が多い。それが11月なのです。
しかもこの日抽選会に集まったのはなんと58名! これは流石に予想していませんでした。
結局11月の通常稽古として予約できたのは一日だけ。二回目に予約の順番が回って来たときにはもう午後の時間帯はほぼすべて埋まっていたので午前中に空いていたところを予約しました。
それにしても営利目的での利用はできないという建前なのに写真館の方々の多いこと!しかも「店が違うから」という理由で同じ写真スタジオの会社の方が何人も抽選に参加しています。抽選に参加できるのは一団体一名というルールなのに。
結婚式の前撮り写真などの撮影目的での茶室利用は部屋をほとんど汚さず備品も利用しないので管理する側にとっては都合が良いお客さまなのでしょうけれど、これだけちゃんとした設備と備品があるのにも関わらず「畳を敷いた和室の背景」として撮影スタジオ代わりに使われるのはあまりにもったいないと私などは感じてしまうのです。
今さら愚痴を言っても仕方ないですね。
いつもより長い時間のかかった抽選会を終えてお庭に出ると、庭園のあちこちに秋の花が咲いていましたのでご紹介します。
赤鳥庵前にポツンと一本だけ咲いていたヤブラン。アップで見ると花はなかなか可愛らしいですね。

次は白式部、シロミコムラサキというのが正式な名前のようです。茶室の窓から見ると白い小さな花のように見えますがすべて実ですね。

とても小さな萩の花、これはヌスビトハギだと思います。花の後になる実が泥棒の足跡のようだから、というのが変わった名前の理由だそうですよ。
最後はチャノキの実です。チャノキは緑茶や抹茶の原料となる植物です。昔は種子から油を取ったそうですが現代では利用されてはいません。実が落ちるのを待って拾って種を蒔けばご自身でチャノキを育てられるかも?

紅葉の見頃になる11月の後半には例年10日間ほど目白庭園のライトアップが行われます。この期間は赤鳥庵の夜間の利用ができなくなります。使えるコマ数は少なく、利用希望者が多い。それが11月なのです。
しかもこの日抽選会に集まったのはなんと58名! これは流石に予想していませんでした。
結局11月の通常稽古として予約できたのは一日だけ。二回目に予約の順番が回って来たときにはもう午後の時間帯はほぼすべて埋まっていたので午前中に空いていたところを予約しました。
それにしても営利目的での利用はできないという建前なのに写真館の方々の多いこと!しかも「店が違うから」という理由で同じ写真スタジオの会社の方が何人も抽選に参加しています。抽選に参加できるのは一団体一名というルールなのに。
結婚式の前撮り写真などの撮影目的での茶室利用は部屋をほとんど汚さず備品も利用しないので管理する側にとっては都合が良いお客さまなのでしょうけれど、これだけちゃんとした設備と備品があるのにも関わらず「畳を敷いた和室の背景」として撮影スタジオ代わりに使われるのはあまりにもったいないと私などは感じてしまうのです。
今さら愚痴を言っても仕方ないですね。
いつもより長い時間のかかった抽選会を終えてお庭に出ると、庭園のあちこちに秋の花が咲いていましたのでご紹介します。
赤鳥庵前にポツンと一本だけ咲いていたヤブラン。アップで見ると花はなかなか可愛らしいですね。

次は白式部、シロミコムラサキというのが正式な名前のようです。茶室の窓から見ると白い小さな花のように見えますがすべて実ですね。

とても小さな萩の花、これはヌスビトハギだと思います。花の後になる実が泥棒の足跡のようだから、というのが変わった名前の理由だそうですよ。

最後はチャノキの実です。チャノキは緑茶や抹茶の原料となる植物です。昔は種子から油を取ったそうですが現代では利用されてはいません。実が落ちるのを待って拾って種を蒔けばご自身でチャノキを育てられるかも?

池では今日もカルガモが泳いでいました。なかなか良い構図で撮れたのではと自負していますがいかがでしょう?
次回のお稽古は来週13日です。

次回のお稽古は来週13日です。