9月に入っても暑い日が続いています。着物も夏物から単衣に変わる時期ですがこの暑さではまだまだ夏物が手放せません。
それでも季節は進んでいきます。盛夏の間は茶箱の稽古をつづけてきましたが今回からはまた柄杓を持ってのお稽古です。気持ちの切り替えを兼ねてひさしぶりに寒雲卓を持ち込みました。
寒雲卓は裏千家十三代圓能斎お好みの小棚です。見かけは普通二重棚のように見えますが地板がありません。写真で水指が置いてあるのは 畳の上、これから茶入を置いて濃茶の点前を始めようとしているところです。地板がないので点前としては「運び」、蓋置は竹を使うのが約束です。
この棚を使って続き薄茶と濃茶平点前のお稽古をしました。寒雲卓のもう一つの特徴はかけ釘があることです。濃茶の時はこの釘に仕覆の緒を掛けます。また点前の最後には柄杓を掛けることができます。かけ釘のある棚の扱いは難しくはありませんが、何事も自分でやってみることが肝心です。
皆様には普段から使い慣れた丸卓や更好棚とは違った扱いをする棚もあることを体験していただけたのではないかと思います。
この日はまた新たに入会してお茶を始められた方もあり、割り稽古や盆略点前、薄茶平点前などのお稽古も致しました。午前中から夜8時過ぎまでの間、外は曇りから晴れ、そしてまた曇って雨が降り出したりとお天気も移り変わりの激しい一日でした。
お庭の様子も少しだけご紹介しておきましょう。
秋の七草の一つでもあるススキの穂が出始めました。

萩の花もちらほら見えます。萩も秋の七草の一つですが目白庭園では6月頃から見られます。満開ではなくとも咲く時期の長い花です。
池にはカルガモの姿も見えました。数は減ってもいなくなることがありませんね。まるでこの池の主人です。
それでも季節は進んでいきます。盛夏の間は茶箱の稽古をつづけてきましたが今回からはまた柄杓を持ってのお稽古です。気持ちの切り替えを兼ねてひさしぶりに寒雲卓を持ち込みました。
寒雲卓は裏千家十三代圓能斎お好みの小棚です。見かけは普通二重棚のように見えますが地板がありません。写真で水指が置いてあるのは 畳の上、これから茶入を置いて濃茶の点前を始めようとしているところです。地板がないので点前としては「運び」、蓋置は竹を使うのが約束です。
この棚を使って続き薄茶と濃茶平点前のお稽古をしました。寒雲卓のもう一つの特徴はかけ釘があることです。濃茶の時はこの釘に仕覆の緒を掛けます。また点前の最後には柄杓を掛けることができます。かけ釘のある棚の扱いは難しくはありませんが、何事も自分でやってみることが肝心です。
皆様には普段から使い慣れた丸卓や更好棚とは違った扱いをする棚もあることを体験していただけたのではないかと思います。
この日はまた新たに入会してお茶を始められた方もあり、割り稽古や盆略点前、薄茶平点前などのお稽古も致しました。午前中から夜8時過ぎまでの間、外は曇りから晴れ、そしてまた曇って雨が降り出したりとお天気も移り変わりの激しい一日でした。
お庭の様子も少しだけご紹介しておきましょう。
秋の七草の一つでもあるススキの穂が出始めました。

萩の花もちらほら見えます。萩も秋の七草の一つですが目白庭園では6月頃から見られます。満開ではなくとも咲く時期の長い花です。
池にはカルガモの姿も見えました。数は減ってもいなくなることがありませんね。まるでこの池の主人です。