今月いっぱいは目白・赤鳥庵での稽古ができませんので、自宅で自主稽古をしております。今回もその様子をご紹介しましょう。 設えはこちら。雨が続いて蒸し暑くなってきましたので、渚棚を出しました。
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 続き薄茶はお客様にお濃茶を練ってお出しした後、続けて薄茶を点てて出すというお点前です。形式としては「お茶事」という正式なお茶のおもてなしを前提としています。が、お稽古のときは一通りの点前手続のみをまず覚えていただくことになります。

 濃茶を練ってお出しするところまでは通常の濃茶平点前と変わるところはありません。濃茶の茶碗がお客様から戻ってきて挨拶をした後、続き薄茶とする旨の問答をした後、亭主は建水と茶碗を持って一度水屋に下がります。
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 その後、座布団や莨盆、干菓子を出し、茶碗と清めた建水を運び出して薄茶の点前となります。少し早めですが、このところ雨が多く蒸し暑い日が続いているので紫陽花の柄の茶碗を出しました。深さが浅めのお茶碗です。
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 続き薄茶では点前座に茶入、棗の両方が出ている状態になりますから、茶道具の置き場所が少し普通の薄茶点前とは異なります。また、拝見ものの出し方などにも特徴があります。

 風炉の時期にこの点前をお稽古するのはこれから暑くなってくると、茶事でこの続き薄茶をする機会が多くなるためです。(もちろん炉でも点前はできます)6月に赤鳥庵でのお稽古ができるようになりましたら、ぜひ皆様とまたこの続き薄茶のお稽古をしてみたいと思います。

 来週26日(水)は久しぶりに茶箱の点前をする予定です。昨年もほとんど赤鳥庵では茶箱のお稽古ができておりませんので、もうすっかり忘れてしまったという方もあるかもしれませんが、まずは初歩の卯の花点前から、時間が許せば雪か花の点前をしてみようと思います。