長かった梅雨も明け、ようやく夏がやってきました。庭園の池に映る雲の色、空の色もようやく鈍い灰色から明るい色に変わりました。
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 お稽古科目は立礼(御園棚)です。実際に御園棚を用意してお稽古するとなると準備も手間がかかりますので、今回は机を重ねての有り合わせです。椅子の高さに合わせて重ねる机の数を調整すると、なかなかよい具合になりました。
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 御園棚は裏千家十四代淡々斎が好まれた立礼棚です。私の師匠は副釜や呈茶を頼まれるとよくこの棚を使われたので、私も随分色々な場所でこのお点前をしました。屋外でこの点前をした時に、茶杓が棗の上でくるくると回転してしまってどうやって取ろうかと悩んだことなど今でもよく覚えています。

 裏千家の青年部の茶会などでもこの棚はよく登場します。流水会の会員さんで今年から青年部に入られた方が何名かいらっしゃるので、一度はお稽古をしたいと思っていたのでした。

  最初は午前中だけと思っていたのですが、午後もこの急増御園棚が大活躍で、結局六名がお点前をしました。久しぶりの御園棚の稽古は私にとっても大変懐かしく、楽しいものでした。

 八月に入って久しぶりにお稽古に顔を見せてくださった方もありました。

 小学生のS君は盆略点前の稽古をしたのですが、とてもよく覚えていてくれて私も夫もびっくりするほどでした。Kさんも外出自粛期間中はオンライン稽古で盆略点前をしただけだったのに、久しぶりの風炉の点前にも臆することなく挑戦してくれました。

 マスクをつけての稽古は暑くて大変ではありますが、皆様と直接お目にかかって一緒にお稽古ができるのは嬉しい。心からそう思いました。

 さて、お庭の様子もご紹介しておきましょう。庭園の池にはたくさんのトンボが飛んでいます。こちらは石の上に止まったシオカラトンボです。
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 入り口を入って右側には檜扇が鮮やかなオレンジの花をつけていました。(写真は稽古の翌日のものです)
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 カルガモの雛も順調に大きくなってきました。子ガモは全部で四羽ほどいるようです。
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 次回は26日。お庭のカルガモたちはまだ居るでしょうか。