久しぶりに陽射しののぞいた蒸し暑い午後、流水会七月二回目のお稽古でした。この日は何名かの方に許状が届きましたので、利休様のお軸を掛けて許状をお渡ししました。
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 許状というのは、ふだん私たちの日常生活ではあまり見かけることのない形式の文書です。お家元から「このお点前を習っていいですよ」という許可をいただくもので、取得された許状によってお稽古できる科目が決まっています。裏千家には様々な種類のお点前がありますが、ほとんどのお点前は初級の許状を申請した段階で習えるようになります。

 さて、お稽古の方は今回から本格的に茶箱です。前回のお稽古で卯の花点前をお稽古された中・上級チームの皆様は雪点前と花点前に進みました。初級チームの皆様は卯の花点前です。といっても、ほとんどの方は茶箱のお稽古自体が初めてでしたので、茶筅筒から茶筅を出したり、お客様の前で絞った茶巾を広げて畳みなおしたり、古帛紗を広げてその上に茶碗を置いたりと、初めての所作が多くて大変だったかと思います。

 その間も、入門チームの皆様はそれぞれの進捗に応じて初歩の盆略点前、薄茶の平点前のお稽古です。流水会では入門したばかりの方からベテランの方まで色々な方がそれぞれお稽古をするという形をとっていますが、この日はいつも以上に人数が多く、午後から夜までにぎやかなお稽古が続きました。

 お庭の様子も少し変化がありましたのでご紹介しておきましょう。

 今年もオニユリの花が咲きました。庭園にはオニユリとヤマユリがあって、この時期毎年のように楽しませてくれるのですが、ヤマユリの方は残念ながらもう終わってしまったようです。
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 小さなピンクの花は草紫陽花(クサアジサイ)だそうです。
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 こちらの紫色の花は名前がわかりませんでした。ミヤマシャジン?それともソバナ?でしょうか。何かツリガネニンジンの仲間のお花だと思います。
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 池のカルガモたちもすっかり大きくなって、池の辺りに佇む姿が見られるのもいつまでやら。次回のお稽古は八月です。昼間は暑くなると思いますので、午前中から二つのお部屋を両方使ってお稽古をする予定です。