前日の大雨がまるで嘘のように晴れました。お庭の木々も「新緑」の頃を過ぎて、鬱蒼とした感じになってきました。

 今日午後からの稽古でしたが、13時にはもう数名の方がお見えになって水屋の準備を手伝ってくださいました。まず最初に湯を沸かし、稽古に使うお道具類を出します。水指・水次に水を入れ、茶碗を清め、棗にお茶を入れ、お菓子の用意をします。

 茶室の方では床に軸を掛け(赤鳥庵の場合はすでに軸がかかっていますので、これをおろして持ってきた軸を掛けます)、花を入れます。風炉を出し、釜をかけ、棚を用意します。

 午後スタートの日は二つの茶室を使いますので、科目に応じてふた部屋分を用意するのでなかなか忙しいのですが、この日はわずか30分ほどで用意が整いました。皆様のお稽古にかける熱意が感じられます。
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 さて、この日中級以上のお部屋では唐物・台天目・盆点の中から一つを選んでお稽古していただきましたが「台天目」を選んだ方が何人かいらっしゃいました。先月「大円草」の稽古をした効果でしょうか。「上級の点前をするには台天目の稽古が必須」というのが少しずつ浸透してきたようです。

 初級・入門のお部屋では二箇所に風炉を据えています。一方の風炉は薄茶と濃茶の平点前、もう一方の紅鉢風炉には薬缶をかけて盆略点前。人数が多かったので、どちらの風炉の前も空くことがなく、夜までずっとお稽古が続きました。

 流水会の稽古日は月に二回ありますが、二回のうち一回だけしか来られない方や、二、三ヶ月に一度だけお稽古に来られるという方もいらっしゃいます。稽古日や時間帯によっても混み具合が違うのですが、この日はこれまでで一番多かったのではないかと思います。加えてご見学の方も午後、夜にそれぞれお一人ずつありました。

 大勢の方にお目にかかれるのは楽しくもあり、同時に皆様おひとりおひとりがしっかりお稽古できているかどうかにしっかりと目配りをする必要が出てきたと感じております。

 さて、最後はいつも通りお庭のご紹介を。お花は少なくなってきましたが、シモツケが咲き始めました。
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 こちらの変わった形の実は梅ではなく蠟梅、ソシンロウバイの実だそうです。
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 庭園の池ではまたカルガモの雛が生まれたそうです。先に生まれた方の雛たちはくちばしも大きくなってカモらしい風貌になってきました。池は大・中・小のカルガモで大にぎわいでした。
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