2月6日は久しぶりに夜間のみのお稽古でした。

 流水会では夜間の時間帯に学校・会社帰りの方のお稽古をしています。普段は午後から夜間まで通しでお茶室をお借りしているのですが、予約の抽選で午後が取れなかったため、18時のスタートです。庭園は17時には門が閉まってしまいますので、夜の茶室はとても静かです。 
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 この日は4名がお稽古しました。Mさん母子には前回に引き続いて丸卓を使った薄茶の平点前をお稽古していただきました。12月に入会されたばかりのAさんは盆略点前の割稽古です。 

 2月に入りましたので上級のKさんには逆勝手のお稽古をしていただくことにしました。京都の裏千家には「大炉の間」という茶室があって、そこは通常より大きめの炉が逆勝手に切られて、極寒の時期にのみ使用されます。

 赤鳥庵には大炉がありませんので、釜の向きを変え、茶道口の場所を移動して逆勝手になるようにしてお稽古をしたのですが、やはり壁のないところを壁のつもりでお稽古をするのはなかなか難しかったようです。
 
 この日はもうお一人お稽古にお見えになる予定がご連絡のないまま欠席でした。インフルエンザにでも罹患して高熱で寝込んでいらっしゃるのではないかと心配しましたが、翌朝になって「来週と勘違いしていました」とご連絡がありました。まずはご病気でなくて何よりでした。

 次回は13日。今度は午後のみのお稽古です。