11月1回目のお稽古は6日の火曜日に行いました。7日が取れればよかったのですが、11月はお稽古に使っている茶室の予約が一年で一番取りにくい月ということで、変則的な稽古日となりました。10名以上の方がお見えになる予定だったのですが、お仕事の都合や体調不良、中には曜日を勘違いされていた方もいらして、当日急に欠席されることになった方が4名。こういう日もあります。

 お天気は雨です。庭園のあずま屋も雨に濡れていました。木々の葉もうっすらと色づきはじめ、池では久しぶりにカルガモの姿も見かけました。
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 11月最初の稽古は炉開きです。炉開きは茶人にとってとてもおめでたい行事で、一般のお正月にも例えられます。本来は懐石をいただく茶事の形式で行うのが望ましいのですが、限られたお稽古時間ではそうもいきませんので略式です。

 軸は「和敬清寂」、お花は唐銅の鶴首花入に西王母椿を入れました。先月までの賑やかな残花とは違ってフォーマルな雰囲気が漂いますね。
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 午後は集まった皆様で席入り、床の間の拝見、炉と釜の拝見をしてから縁高で亥の子餅です。濃茶は重茶碗で、全員で濃茶をいただきました。
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 亥の子餅は猪が多産であることから、子孫繁栄の縁起ものです。見た目には大変地味ですが、お稽古でも炉開きの日、十一月の1回目のお稽古のときだけ亥の子餅を用意しています。

 薄茶はI先生と私も加わって、雪月花之式で。雪月花之式は花月と呼ばれる複数名で行う稽古の一種ですが、八畳に座って行います。雪の札を引いた人はお菓子、月の人はお茶をいただき、花を引いた人が薄茶を点てます。これを繰り返して、誰かが「雪」「月」「花」の三種類すべてに当たるまで行います。
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 いつも以上に立ち座りと足運びの多いお稽古でした。

 夜のお稽古はいつも通りです。炉に変わったばかりですので、薄茶平点前を中心にお稽古しました。前回見学に来てくださったSさんが入会、短期留学でしばらくお休みだったMさんがお友達を連れてきてくださったりと、和やかで楽しい稽古となりました。

 最近公開された「日日是好日」という映画の影響があるのでしょうか、このところお稽古場の見学申し込みも多く、新しく入会される方も増えました。お部屋の予約の関係でこれ以上稽古日を増やすのは難しいのですが、来年1月からは月2回の稽古日のうち1回は、午前中から茶室の予約を入れようと思います。

 現状は午後と夜間のみですので、13時に入室してから準備をして、稽古が始まるのが14時。入室を午前9時にすれば10時過ぎからお稽古が始められるという算段です。午前中の方が都合が良いという方はご期待ください。