久しぶりの日曜稽古です。連日の猛暑でこの日も午後には37度まで気温が上がるという予報が出たためか、午前中から多くの方がお稽古にいらっいました。
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 科目は前回に引き続き茶箱です。裏千家には雪・月・花・卯の花・和敬点・色紙点という六種類の茶箱点前がありますが、私たちのお稽古場では最初に卯の花、少し慣れたら花、 次に雪、そして月、色紙点の順にお稽古を進めていきます。

 お気づきでしょうか。一つ足りませんね。抜けているのは和敬点です。

 これまで茶会など特別な場合以外では、あまり和敬点の稽古はしてこなかったのですが、六日は原爆の日、十五日は終戦記念日ということもあって、この日は和敬点のお稽古もいたしました。
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 昭和十八年に裏千家十四代の淡々斎が海軍省に茶箱五十個余りを寄贈された際、これを用いた陣中点前を考案されました。これを元に戦後改良を加えられてできたのが和敬点です。平和を祈念するのにふさわしい点前と言えるでしょう。

 さて、日曜稽古ということもあってこの日は久しぶりに小さなお子さんも二人いらっしゃいました。4歳になったSくん、そして来月には1歳を迎える妹のNちゃんです。Sくんはまだ首の座らないうちから流水会にときどき遊びにきているので、扇子をおいてのご挨拶もしっかりできますし、薄茶も大好き。この日は茶筅をふる練習もしました。

 Nちゃんはまだお母さんの姿が見えなくなると不安で泣き出してしまうので、お母さんのTさんはNちゃんをおんぶして茶箱の点前をすることになりました。でも、そんなNちゃんもしばらくすると広い茶室の中をお兄ちゃんと一緒に動きまわれるようになって、Tさんにもゆっくりとお茶を召し上がっていただけました。

 さて、庭園の様子も少しだけご紹介します。この日のお庭はトンボがいっぱい飛んでいました。

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 真夏の光が池に降り注ぎます。でも、お稽古はこの後約一ヶ月はお休みで次回は九月。今度はどんな景色になっているでしょうか。
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