関東地方も梅雨入りし、またしても雨の水曜日となりました。
 そんなお天気にも関わらず、稽古場は大にぎわいです。人数が多かったので、二つの和室にそれぞれ風炉を据えてのお稽古です。

 雨の日の楽しみといえばお菓子。こちらの銘は「ぬれつばめ」です(写真は家に持ち帰ったものを撮りました)
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 さて、中・上級以上の皆様のお稽古科目は長板です。 風炉の長板の点前には「長板二つ置き」「長板総荘」があり、それぞれ薄茶と濃茶があります。この日は四種類の点前の中からご自身でお稽古したい科目を選んでいただきました。

 二つ置きは平点前とよく似ていますが微妙な違いもあります。総荘の場合は柄杓や火箸の扱いが加わり、さらに濃茶・薄茶でも手順に違いがあります。それぞれの点前でどこが違うのかがはっきりとわかったのではないかと思います。

 初心者チームの方々は、これまでのお稽古の続きです。初めて盆略点前を通しでお稽古された方あり、初めて拝見をつけての薄茶点前をなさった方もありました。今回が初めてのお茶のお稽古となったSさんにはお辞儀の仕方、ふすまの開け閉め、立ち方・座り方、畳の歩き方をやりました。

 この日のお庭の様子も簡単にご紹介しておきましょう。カルガモの雛、随分大きくなりました。写真はそのうちの一羽ですが、全部で8−9羽いるようで、元気に池を泳ぎ回っていました。
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 池の周りはビヨウヤナギの黄色に彩られています。
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 そして裏の芝生広場のこれ。なんだと思います?落ちた梅の実です。大きな立派な実ばかりです。
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 芝生の周りは南天やクチナシなど、白い花々が咲き乱れていました。
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