2018年2回目のお稽古は、先週風邪でお休みされたI先生も復帰されたので、あらためて台子の小習をいたしました。

 台子というのは棚ものの一種。台子には水指、柄杓立て、建水、蓋置をあらかじめかざりつけておき、柄杓立てには柄杓と火箸が入ります。この台子は真台子といって台子の中でももっとも格の高いものですから、 水指や柄杓立て、建水、蓋置はすべて同じ柄で揃えた「皆具」(かいぐ)を用います。
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 台子の小習をしないお稽古場もあると思いますが、幸いこの茶室には備品として台子があるという恵まれた環境なので、平点前を中心にお稽古をしようということになったのです。(ただし、皆具は持ち込みです)

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 写真はお濃茶のお点前ですが、茶入や茶杓の置き場所も小棚の場合とは違いますし、そのほかに柄杓立てから柄杓・火箸を取って扱うという仕事もあります。初級のみなさまには薄茶から、その他のみなさまには濃茶のお点前、重ね茶碗、続き薄茶などをしていただきました。

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 お菓子は「椿ですか?」とお尋ねがありましたが、葉の形が違いますね。これは椿ではなく牡丹。お菓子屋さんの付けた銘は「寒牡丹」でした。

 この日は午後のお稽古が8名、それにお母さんに連れられてきたお子さんが2人、フォーマルな台子のお点前の横では盆略点前や帛紗さばきの割稽古、3歳の男の子がお茶を飲んでいたりと大変にぎやかでした。そんな中でご見学の方もあったりで、これほどお稽古場が賑やかだったのは初めてかもしれません。

 夜のお稽古は3名。台子のお稽古の後、お時間の許す方には隣のお部屋で逆勝手をやりました。人数が少ないときの方が稽古スペースが広いというアンバランスな状況になってしまったのは、私の不手際ですが、お稽古日の二ヶ月以上前に茶室を予約するので、直前に変更ができないのは苦しいところです。

 ちょっと人数も増えてきましたので、4月以降は昼間もう少しお稽古スペースを広く確保できるようにしたいと考えております。