空は青く晴れ渡り、昼間は汗ばむほどの陽気です。目白庭園も桜の季節を終え、ツツジやシャガの花が咲き始めました。とはいえまだ四月。お稽古は炉点前です。

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 嬉しいことに先週見学にいらしたKさんが、今週からお稽古を始めました。全くゼロからお稽古を始める方に、まず最初にやっていただくのが「割り稽古」です。お辞儀の仕方、立ち方、畳の歩き方、襖の開け閉め、そして帛紗さばき。これらを一つ一つ部分的にお稽古していきます。

 Kさんはこの割り稽古にたいそう熱心に取り組んでくださいました。「その道に入らんと思う心こそ、我が身ながらの師匠なりけれ」とは利休道歌の最初の言葉ですが、Kさんを見ているとまさにその通りだなぁと感じます。

 上級以上の皆様とは、この日は且座のお稽古をやってみることにしました。且座は五人一組で行う稽古で、次客がお花を入れ、三客が炭手前、正客がお香を焚き、東(亭主)が濃茶点前、半東が薄茶点前をします。お花を入れたり、お香を焚いて全員で聞いたりするのは普段のお茶の稽古ではなかなかできません。(写真は椿と貝母です)

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 夕方からはメンバーを交代しながら花月です。花月も五人一組で行う稽古ですが、折据(おりすえ)を使ってくじ引きをし、「花」の札を引いた人がお点前、「月」の札を引いた人はそのお茶を飲むというちょっとしたゲーム性もあります。

 夜はまたそれぞれが取り組んでいる点前の稽古もしました。これで炉の風景も見納めです。

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 次回は五月、いよいよ風炉の季節の始まりです。