目白庭園の白梅ももう間も無く見頃を迎えそうです。この日はよく晴れて見事なまでの冬晴れでしたが、日差しは穏やか。梅の香りに包まれた庭園では、スケッチブックを持って絵を描く人の姿も見られました。
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 この日は午後の早い時間から夜まで次々とお稽古に来られる方が続いて、賑やかな一日でした。
 午後の早い時間から、上級の皆さんが珍しく大勢集まったこともあって花月のお稽古。法磨之式と濃茶付花月をし、その後は続き薄茶です。


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 夕方からは続々とお勤め帰りの皆さんのお稽古です。冬の寒い時期ならではのお点前、絞り茶巾と流し点をしました。絞り茶巾では筒茶碗という普段より背の高い、ちょうどお寿司やさんの湯のみくらいの大きさの茶碗を使いますが、お茶を点てても冷めることなく熱々のままいただける、お客様には嬉しいお点前です。

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 流し点は別名「お見合点前」とも言われ、亭主が客と向かいあってお茶を点てます。本来は、小間の茶室で親しいお客様とお話をしながら行うものですが、お稽古場が広間ということもあり、なかなか親密な雰囲気になりにくいというのが難しいところです。夜のお稽古の最後には、風炉先屏風を移動して隅炉と向切の薄茶の稽古をそれぞれ一度ずつやりました。 

  お客様と炉を囲み、熱いお茶を召し上がっていただきながら会話を楽しむ。無理せず自然にお点前ができるようになれば、そんな優雅な姿も夢ではありません。

  この日の花は紅侘助椿とサンシュユです。目白庭園にもサンシュユの木がありますが、まだここまでは開いていません。これから春に向けて次々と花が開いていくことでしょう。楽しみです。

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