12月21日のお稽古は唐物と台天目を致しました。

 当初は唐物または荘物を予定していたのですが、急遽台天目のお稽古が入ったのには理由があります。それは、前日20日夜のテレビ番組「開運なんでも鑑定団」に「日本で四つめの曜変天目茶碗」が登場したためでした。テレビに出て来る天目茶碗はただ眺めるしかできませんが、私たちはお茶のお稽古で天目茶碗を使うことができます。

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  台天目はその名の通り、天目茶碗を台に乗せて扱うお点前です。古い天目茶碗には最初から台が添えられているもの、のちの時代の茶人が茶碗に合わせて新たに台を作らせたものなどがあります。テレビで見るお宝も、その使われ方を知るとまたさらに興味が湧いてきますね。

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 この日は久しぶりにCさんがお見えになりました。流水会のお稽古は月二回ですが、毎回いらっしゃる方、月一回だけお見えになる方、Cさんのように仕事の都合がつくときだけいらっしゃる方と、皆さんがそれぞれのペースでお稽古しています。

 この日は昼間の時間帯しかお部屋が取れなかったので、お稽古にきてくださる方が少ないのではと心配していましたが、年内最後というので会社を早退して駆けつけてくださった方、これからお茶を始めたいと見学にきてくださった方もあり、お稽古時間はあっという間にすぎてしまいました。

 
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 こちらがお稽古のお菓子。銘は「六花」(りっか)。雪の結晶をモチーフにしたお菓子です。少しずつ寒さが厳しくなっていくこれからの季節、炉を囲んで語り合いながらの稽古は心に温もりを与えてくれます。

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 ちょうどこの日は冬至でした。あっという間に日が翳り、今日も一日が暮れていきます。