朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。毎年中置の時期になると「火が恋しくなる頃だから、お客様の方に風炉を近づけます」とお話ししていますが、実際には汗ばむ暑さだったりすることの方が多かったのですが、ここ数日の冷え込みは本当に火が恋しくなります。今シーズン初めて、茶室にも暖房を入れました。
さて、お点前は大板の中置です。大板とは風炉の敷板のことで、普段使っている小板より一回り大きな板に風炉を載せて点前を致します。点前座の景色はこんな感じです。
大板を使う場合のお点前では、小板の場合と蓋置と柄杓を置く場所が変わってきます。また、最後に蓋置と柄杓をかざり残すことができるという点にも違いがありますが、それ以外は前回のお稽古とほぼ同じです。
風炉での最後のお稽古、大板を初めてご覧になるという方も多かったのですが、皆様とても意欲的にお稽古に取り組んでくださいました。私たちの裏千家茶道にはもう一つ「五行棚」というお棚を使って中置の点前をお稽古するのですが、それはまた来年の楽しみにとっておくことにしましょう。
さて、私たちは赤鳥庵の第一和室をお借りしてお稽古しているのですが、今日の午後は久しぶりにお隣の第二和室でも別の団体がお茶のお稽古をされていたのですが、なんとカメラとパソコンを利用してのリモート稽古で、茶室にいるのは生徒さんだけ。先生はインターネットの向こうからご指導していらっしゃいました。
コロナ禍の現代、こういうお稽古の仕方もあるのですね。びっくりしました。
そしていつも通り、お庭の様子もご紹介しておきましょう。こちらも少しずつ季節の歩みを進めていました。
紫色の実はご存知紫式部です。
この緑色の実は色づく前のマンリョウ(万両)でしょうか。
そしてすでに赤く色づきはじめたこちらはセンリョウ(千両)だと思います。
池の周りでもうっすら色づき始めた木々もあり、今年は例年より少し早めに紅葉の見頃がくるかもしれませんね。
さて、お点前は大板の中置です。大板とは風炉の敷板のことで、普段使っている小板より一回り大きな板に風炉を載せて点前を致します。点前座の景色はこんな感じです。
大板を使う場合のお点前では、小板の場合と蓋置と柄杓を置く場所が変わってきます。また、最後に蓋置と柄杓をかざり残すことができるという点にも違いがありますが、それ以外は前回のお稽古とほぼ同じです。
風炉での最後のお稽古、大板を初めてご覧になるという方も多かったのですが、皆様とても意欲的にお稽古に取り組んでくださいました。私たちの裏千家茶道にはもう一つ「五行棚」というお棚を使って中置の点前をお稽古するのですが、それはまた来年の楽しみにとっておくことにしましょう。
さて、私たちは赤鳥庵の第一和室をお借りしてお稽古しているのですが、今日の午後は久しぶりにお隣の第二和室でも別の団体がお茶のお稽古をされていたのですが、なんとカメラとパソコンを利用してのリモート稽古で、茶室にいるのは生徒さんだけ。先生はインターネットの向こうからご指導していらっしゃいました。
コロナ禍の現代、こういうお稽古の仕方もあるのですね。びっくりしました。
そしていつも通り、お庭の様子もご紹介しておきましょう。こちらも少しずつ季節の歩みを進めていました。
紫色の実はご存知紫式部です。
この緑色の実は色づく前のマンリョウ(万両)でしょうか。
池の周りでもうっすら色づき始めた木々もあり、今年は例年より少し早めに紅葉の見頃がくるかもしれませんね。