流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2021年10月

今後の稽古予定
7月6日(水)、7月20日(水)
8月3日(水)。8月24日(水)
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10月20日のお稽古ー中置(大板)

 朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。毎年中置の時期になると「火が恋しくなる頃だから、お客様の方に風炉を近づけます」とお話ししていますが、実際には汗ばむ暑さだったりすることの方が多かったのですが、ここ数日の冷え込みは本当に火が恋しくなります。今シーズン初めて、茶室にも暖房を入れました。

 さて、お点前は大板の中置です。大板とは風炉の敷板のことで、普段使っている小板より一回り大きな板に風炉を載せて点前を致します。点前座の景色はこんな感じです。
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 大板を使う場合のお点前では、小板の場合と蓋置と柄杓を置く場所が変わってきます。また、最後に蓋置と柄杓をかざり残すことができるという点にも違いがありますが、それ以外は前回のお稽古とほぼ同じです。

 風炉での最後のお稽古、大板を初めてご覧になるという方も多かったのですが、皆様とても意欲的にお稽古に取り組んでくださいました。私たちの裏千家茶道にはもう一つ「五行棚」というお棚を使って中置の点前をお稽古するのですが、それはまた来年の楽しみにとっておくことにしましょう。

 さて、私たちは赤鳥庵の第一和室をお借りしてお稽古しているのですが、今日の午後は久しぶりにお隣の第二和室でも別の団体がお茶のお稽古をされていたのですが、なんとカメラとパソコンを利用してのリモート稽古で、茶室にいるのは生徒さんだけ。先生はインターネットの向こうからご指導していらっしゃいました。

 コロナ禍の現代、こういうお稽古の仕方もあるのですね。びっくりしました。


 そしていつも通り、お庭の様子もご紹介しておきましょう。こちらも少しずつ季節の歩みを進めていました。

 紫色の実はご存知紫式部です。
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 この緑色の実は色づく前のマンリョウ(万両)でしょうか。
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 そしてすでに赤く色づきはじめたこちらはセンリョウ(千両)だと思います。
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 池の周りでもうっすら色づき始めた木々もあり、今年は例年より少し早めに紅葉の見頃がくるかもしれませんね。
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10月の抽選会

 10月7日、12月分の赤鳥庵の利用者抽選会が行われました。この日は今年の抽選会としてはもっとも多い44名の参加でした。

 なぜ、12月の抽選会がこれほどの人気になったのか、管理事務所の方にお伺いしてみたところ、都内の庭園や施設はまだコロナの影響で利用できない場所が多いこと。目白庭園では一足早く通常どおりの施設貸し出しをしているという評判が広まったことが原因ではないかとのことでした。実際、参加者の大多数が婚礼写真の前撮りをする写真屋さんたちでした。

 目白庭園の紅葉の見頃は例年11月下旬から12月初旬にかけてになりますので、とくに12月初旬が大人気、しかも運悪く私の抽選番号は「23番」、果たして予約ができるのか心配になるような番号でしたが、なんとか水曜日を二回予約することができました。(ただ、残念ながら12月2回目のお稽古は第一和室ではなく第二和室となりました)

 ようやく予約を終えて外に出てみると、赤鳥庵の前の秋明菊が白い愛らしい花を咲かせていました。昨年に比べると少し数が少ないようですね。
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 杜鵑草の花は次から次へと開いているようで、通路の石畳の方まで茎を伸ばしていました。
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 そしてこちらは白式部。赤鳥庵の中からは何やら白い花が咲いているように見えたのですが、白く見えるのは実です。画質があまりよくないのは私のスマートフォンが少々古い機種だからです。どうぞご容赦を。
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10月6日のお稽古ー中置(小板)

 10月になりました。昼間は汗ばむ陽気ですが朝夕はめっきり涼しくなりました。都内に発令されていた緊急事態宣言も解除されて少しほっとする今日このごろですが、 お茶の世界では10月といえば「中置」の季節です。
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 中置では風炉を点前畳の中央に据えて点前をいたします。手順としては常据(通常の点前畳の左側に風炉を据える置き方:「じょうずえ」と読みます)の風炉の点前と変わりませんが、水指、蓋置を置く場所が変わります。また、釜が正面にありますので風炉に柄杓を置くと柄がまっすぐ自分に向かって来るので少しお点前がしずらいと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

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 この日のお稽古では小板の中置での薄茶平点前と濃茶平点前をいたしました。「小板」というのは風炉の敷板の大きさのことです。小板があるということは当然「大板」という板もあり、次回は大板でお稽古をする予定です。

 お稽古に参加してくださる方の人数は少しずつ増えてきましたが、まだ以前ほど多くはありませんのでこの日も空いている時間を利用してI先生のご指導で私と夫の二人は奥伝の点前の一つ「大円草」のお稽古を致しました。

 これは大変時間のかかるお点前なので、昔はとにかく足が痛くて辛くてなかなか点前を覚えられなかったのですが、今は亡き師匠が本当に根気よくご指導くださったことを思い出します。時を経てみるとなかなかよく考えて作られたお点前であることをあらためて確認できました。

 初歩からお茶を始められた皆様にこの点前をお伝えする日のために、私たちも精進を続けなければと気持ちを新たにしました。

 さて、お庭の様子も少しご紹介しましょう。赤鳥庵のすぐ前では杜鵑草(ホトトギス)が咲きはじめていました。
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 斑点のある花を、鳥のホトトギスに見立てて名付けられたそうです。茶花としてもこの時期よく用いられるお花です。

 そしてこちらは庭園のススキ。こちらのススキは毎年とても見事な穂を付けます。ススキは株がどんどん広がるので家庭の庭には植えない方が良いと聞きますが、秋の青空にはススキは本当によく似合います。
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 花梨の実もずいぶんと大きくなってきました。これから黄色く色づいていきます。
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 次回のお稽古は20日です。庭園も少しずつ秋が深まっていくことでしょう。




 
ギャラリー
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