流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2020年11月

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11月18日のお稽古ー唐物・台天目

 目白庭園のもみじが赤く色づきました。今年の紅葉は例年に比べると一週間ほど早いような気がします。11月2回目のお稽古は美しいお庭の景色を見ながら、ということになりました。
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 この日のお花には初嵐という白い椿を入れました。最初は椿と一緒になにか照り葉(紅葉した枝をこう呼びます)を入れようかどうしようかと迷ったのですが、窓の外がこれだけ見事に紅葉しているのなら、茶花に照り葉は蛇足というものです。
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 この日は午前中は第二和室での稽古、午後からは第一和室に場所を移しての稽古ということで、いつもよりも午前の稽古時間が短く、また午後の開始前にも水屋の準備などがあって、いつもより少し慌ただしいスタートでしたが、点前が始まればいつもの稽古場です。

 さて、この日は炉になってから初めての唐物・台天目をいたしました。「伝物」といって教科書には載っていないお点前なので詳細は省きますが、最近は茶道具の消毒にも少しずつ慣れてこのような点前の稽古もできるようになってきたのは嬉しいことです。

 炉が開いてまだ間もない上、初めてこれらの点前をなさる方もいらっしゃいましたので、指導する私の方もとても新鮮な気持ちでお稽古に臨むことができました。

 夕方には約七ヶ月ぶりにKさんが稽古場に顔を出してくださいました。人と直に会うことが貴重な機会となった昨今、まずはお互い無事に再会できたのは喜ばしいことでした。

 流水会では今も約半数の方がお稽古を休んでおられます。仕事のこと、ご家族の健康のことなど心配事を抱えた状態ではお茶のお稽古もままならないと思いますが、気持ちに少し余裕のできた時には一服のお茶、そして一度のお点前が良い気分転換になることもあるでしょう。

 夜の時間帯は会社帰りの初心者の方々のお稽古が続きます。お二人の方は炉での薄茶点前二回目、もうお一人は初めて濃茶に挑戦していただきました。ご見学の方もあって、外が暗くなっても茶室の中は賑やかでした。

 夜は少し人数が増えてきましたので、次回は久しぶりに両方のお部屋を使ってお稽古することになりそうです。

 では最後にいつものようにお庭の様子から。赤鳥庵も今はすっかり紅葉に彩られています。
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 この日はお庭の松の木の雪吊りの作業が行われていて、植木屋さんたちを何人も見かけました。雪吊りの様子は初めてみましたが、池の中に入って作業をしている方もいて、これは結構な大仕事だと思いました。
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 こちらのお花は石蕗(ツワブキ)です。この花が咲き始めるとそろそろ冬がやってくる、そんな気がいたします。
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 次回の稽古は十二月。紅葉の見頃はそろそろ終わっているでしょうか。






 

共同購入の茶筅が届きました

 先日、裏千家の青年部さんを通じて共同購入した茶筅が届きました。裏千家にも茶筅を納めておられる谷村丹後さんの真数穂です。

 今回は流水会の皆さんと一緒に何本かまとめて購入しましたので、箱の蓋を開けて一本一本比べてみました。やはり竹は自然のもの、かなり太めのものから細めのものまで太さはバラバラでした。
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 こちらの写真は私のところに来た茶筅です。やや太め、少し竹に模様がありますね。写真では箱から出してありますが、右の紙箱に入っていました。

 裏千家の茶道では薄茶は表面全体に泡が立つように点てますので、茶筅をよく振ります。個人的には細めの茶筅の方が振りやすいと思います。ちなみに我が家には他に三本ほど谷村さんの茶筅がありますが、どの茶筅も写真の茶筅より細いです。 ただ、手の大きい方、指の太い方は太めの茶筅の方がしっくりくるかもしれません。

 いずれにしても茶筅というのは薄茶を点てるとき、濃茶を練るとき、直接抹茶に触れるものですから、買うときはご自分の茶筅の振り方にあったものを良く見て選ぶことが大切ですね。 

11月4日のお稽古ー炉の小習

 11月になりました。空は快晴、朝は涼しいのを通り越して寒さを感じるほどです。(後で知ったのですが、東京はこの日の夜明け前に木枯らし1号が吹いたとのことでした)
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 11月に入ると炉の稽古が始まります。炉を開き釜を掛けると茶室の景色も変わります。これまで風炉が置かれていた点前畳は棚と水指だけのすっきりした姿になるのです。

 床の掛物は「松風伝古今」大徳寺の山口萬拙老師の筆です。松風というのは松の木に吹く風のことですがお茶の世界ではもう一つ別の意味もあり、そんなお話を皆様にいたしました。 
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 床の間に置かれた茶花も秋の草花から椿に変わります。最初の炉の稽古の日にちょうど良い具合に椿が咲いてくれるか、というのはお茶の先生にとっては心配事なのですが、今年も我が家の西王母(椿)が一輪タイミングよく蕾を膨らませてくれました。
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 私たちは月に二回のお稽古ですので炉開きといってもいつものお稽古と特段変わりないのですが、この日は亥子もちをいただきます。「亥」は陰陽五行では水の卦なので火事を防ぐという縁起をかついでのことだそうですが、いのししは子沢山なので子孫繁栄という意味もあります。

 お干菓子は吹寄せと小鳩の落雁をご用意しました。吹寄せというのは秋の落ち葉などが風で吹き集められた様にさまざまな形の菓子が入ったものを指します。コロナ対策として吹寄せと落雁は一人分ずつ小さな袋(菓子材料のTOMIZで買いました)に小分けしました。(もちろん小分けの際はポリ手袋をして菓子には直接手を触れないようにしています)
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 少しだけ手間をかけた分、皆様にも好評でほっといたしました。安心してお菓子やお茶を召し上がっていただけるようにすることは、今の時期の茶道の稽古にはとても大切なことだと思います。

 お稽古の方は更好棚で小習、濃茶平点前、薄茶平点前を中心にいたしました。午後からの上級組の皆さんは重ね茶碗、各服点など。夕方から夜にかけては学校や会社帰りの皆様とふたたび薄茶のお稽古をいたしました。夜は久しぶりにご見学の方もありました。

 毎回の例に漏れず、この日も窓は全開、茶室と廊下の間の戸も開け放って換気に気を使ってのお稽古だったのですが、午後には風が冷たく肩がひんやりするほどでしたので、扉は一部を開けるだけにして今シーズン初めての暖房を入れました。

 お稽古にいらした方から「オフィスも通勤電車も換気のため涼しいを通り越して寒いくらい」と伺いました。今年はいつもの年とは少し違った寒さ対策が必要になるかもしれませんね。

 では、いつものようにお庭の様子をご紹介しましょう。

 赤鳥庵の下、池のほとりから見た浮御堂の様子です。青い空が水面に映ってきれいですね。少しずつ紅葉も始まっています。
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 カルガモ達のいなくなった池の主役は錦鯉。水面から見える姿も色鮮やかです。
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 台湾ホトトギスはようやく満開になりました。今年は花が遅かったです。
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