6日は初めてのオンライン稽古を致しました。どんな形でお稽古をすれば良いかを考えて、今回は

・お茶にまつわるお話(座学)
・割稽古(帛紗さばきなど)
・皆さんと一緒にお茶を点てる
・ご自宅に茶道具がある方は、カメラで点前を写してのリモート稽古

をしてみませんか?とお声がけしたところ、10名以上の方から参加希望のご連絡をいただきました。

 考えてみれば今は学校もお休みで、オンライン授業を受けている子供さん・学生さんも多く、私が思っている以上にオンライン会議ソフトは普及しているのですね。

 さて、そんなわけで始まったオンライン稽古ですが、皆様それぞれにご自宅の中でお茶ができそうなスペースを探して、PCやスマートフォンのカメラを設置し、私と夫の先生チームの声を聞きながらお点前をしていただきました。
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 この日はほとんどの方が「盆略点前」をなさって、久しぶりにお稽古での一服を召し上がっていただきました。 また、座学としてちょうど茶摘みの季節ですので「抹茶の話」として、抹茶の製法、茶舗の役割、お抹茶の種類、茶銘がどのように付けられているのか、といったお話を致しました。

 上級者の方には盆略点前をするだけでは物足りないかな、と思っておりましたが、逆に「割稽古がしたい」というご希望があり、点前の基本所作を一緒に練習いたしました。

 今回、やってよかったと思ったことの一つが、皆様ご自身で抹茶をご準備いただくことでした。袋から出したばかりの抹茶でお茶を点てようとしてダマになった方、お湯を入れたとたんに「先生、これとても不味そうなので、一回お茶をこしてきます」という方もあり、お茶を点てる前に必ず「こす」ことの大切さをご理解いただけたのではないかと思います。

 新しいお点前を覚えることはしばらくお休みになると思いますが、皆様がご自宅で「美味しいお茶」を点てられるようにすること、そのための準備について知っていただいたり、きちんとした所作を身につけていただいたりすることは、オンライン稽古でも十分できるのではないか、私はそんな風に感じました。