流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2019年03月

2月も赤鳥庵での稽古は中止します
3月10日(水)3月24日(水)
4月7日(水)4月21日(水)
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3月27日のお稽古ー台天目、茶筅荘など

 目白庭園にも春がやってきました。池の畔では枝垂れ桜が見事に花開いていました。毎年ここでお稽古をしていますが、桜の見頃の時期に稽古日が当たるかどうかは完全に運まかせ、というより桜まかせですので、今日お稽古にいらっしゃった皆様は幸運でした。
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 もう一つ、お稽古にいらした皆様が幸運だったのはこの日の稽古が「釣り釜」だったことです。鎖で天井から釜を吊るした姿はこの季節しか見ることができません。
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 流水会のお稽古は基本的にお見えになった時間の早い方から順番に進めていきます。この日の午後は大勢がお見えになりましたので、待ち時間も少し長くなってしまいました。でも、茶道はお点前をするばかりが稽古ではありません。お客様になってお茶をいただくのもお稽古、他の方の点前を「よく見る」こともまたお稽古の一環なのです。

 稽古はいつものように「中級以上の方」「入門・初級の方」の二つの部屋に分かれて行いました。

 中級以上の皆様は台天目、盆点などのお稽古です。台天目は天目茶碗の、盆点は盆にのった唐物茶入の扱いを学ぶお点前です。これらの点前をしっかりお稽古しておくことで、その先の奥伝の稽古に進むことができます。

 初級チームは皆さんが少しずつ新しい段階に進みつつあります。この日は初めて濃茶茶筅荘、薄茶茶筅荘のお稽古なども致しました。

 薄茶の平点前にお道具の拝見をつける稽古を始めたFさんは、拝見の問答が笑いのツボに入ってしまったようで、

「お茶杓のお作は?」(オチャシャクノ、オサクハ?)
「三代、元伯宗旦でございます」(サンダイ、ゲンパク、ソウタン、デゴザイマス)

と、笑いをこらえながらおっしゃっていました。そもそも自宅に畳のお部屋がない方が多い今日このごろ、年齢の若い方々には言葉づかいも少し「昔風」に、あるいは「呪文」のように思われているのかもしれないな、と感じました。

 庭園は「春の兆し」というよりも、もう「春爛漫」となりつつあります。
 こちらは赤鳥庵の玄関横に咲いたユスラウメ、六月ごろには赤い実がなるのだそうです。
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 こちらの白い可憐な花は「ニリンソウ」です。
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  芝生広場の横では椿の花盛り。こちらはオトメツバキでしょうか。
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3月13日のお稽古ー貴人清次濃茶

 利休忌には少し早いのですが、唐銅の花入に菜の花を入れました。
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 利休居士の命日は二月二十八日ですが、当時は旧暦でしたので現在では三月の末に利休忌を行なっています。「利休忌を過ぎるまでは菜の花は飾らない」ことになっていますが、最近は温暖化のためか花の時期が早く、利休忌の頃には菜の花はなかなか手に入りません。難しいものです。

 もう一つの部屋のお花は貝母と一休椿です。いつもは白い花同士を組み合わせることはあまりしませんが、利休居士を偲ぶ三月にはふさわしいのかもしれません。
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 さて、この日のお稽古では貴人清次の濃茶をしました。身分の高い方(貴人)とそのお供の方々(お次)にそれぞれ一服ずつ、二服の濃茶をお出しする点前です。この点前を稽古するときは客は最低二人必要で、それぞれが「貴人」「お次」の役を演じることになります。

 現代の日本に貴族はいません。「実用的でない」と言えばそうなのですが、亭主も客もこの点前の稽古を通じて昔の茶の作法や考え方を体験することができる、ある意味とても興味深い点前です。

 初心者チームの方は濃茶、薄茶の平点前や盆略点前の稽古です。この日から新しく入会された方がたには、お辞儀の仕方、襖の開け方、畳の部屋の歩き方などの割稽古をしていただきました。

 さて、そんな稽古場から見える庭園に思わぬ珍客がやってきました。「あ、何か首の長い大きな鳥がいます!」という声に振り返ってみると、ちょうど床脇の書院の窓からこんな光景が見えました。
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 カワウです。カワウは東京では上野公園や浜離宮に沢山いるのですが、目白庭園で見たのは初めてで、とてもびっくりしました。この日は午後から強い風が吹いたので、風に乗って飛ばされて来たのでしょうか。 後で調べてみたのですが、腹側の羽毛がまだ白っぽいので昨年生まれの若鳥のようでした。
 
  鵜飼で使う鵜はウミウという種類だそうですが、魚を食べる鳥であるのは一緒です。あまり好ましいお客様とは言えません。池の魚たちは大丈夫だったでしょうか。

3月の抽選会ー池の清掃が行われました

 雨の中抽選会に行ってきました。5月分の利用者抽選会です。今月の参加者は30名。私の番号は19番とあまり良くなかったのですが、ライバルが少なかったので無事希望日が取れました。ほっと一安心です。

 今日のトピックは庭園の池清掃です。一年に一回、目白庭園では池の水を抜いて清掃が行われます。今年は3月の初旬がその時期だったようです。抽選会の日にはもう池の底の石もすっかり綺麗になっていました。
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 池の鯉はどうしているのか心配になって聞いてみると、大きな錦鯉10匹ほどと、小さな魚たちも可能な限り掬い上げて、赤鳥庵の下に置かれた水槽の中に入っているそうです。帰りに庭園を歩いてみましたが、写真の左側に写っているオレンジ色の物体がどうやらその水槽のようです。
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 庭園は今が白梅の見頃です。目白庭園の門を入ってすぐの大きな白梅と、裏の芝生広場の白梅がどちらも満開を少し過ぎたくらいで、とても華やかでした。
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芝生広場の横には真っ赤な椿。こちらもそろそろ終わりです。
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 次回のお稽古は13日。庭園はまた少しずつ様子が変わっていることと思います。
 
ギャラリー
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