流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2018年10月

2月も赤鳥庵での稽古は中止します
3月10日(水)3月24日(水)
4月7日(水)4月21日(水)
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10月17日のお稽古ー中置その2

 前回のお稽古の最後に「次回はお天気が良かったら五行棚を持ってきます」とI先生がおっしゃってくださったのですが、幸いにもこの日は青空の覗くお天気となりました。

  そんなわけで、中・上級の皆様はこの日は五行棚を使った中置の稽古をすることになりました。五行棚は裏千家十一代玄々斎の好まれた中置専用の棚です。棚と言えば普通は地板に水指を載せるのですが、この棚は風炉がすっぽり棚の地板に収まります。

 床はこんな感じです。宗全籠に秋のお花を入れました。十月は残花といって咲き残った花をたっぷりと入れます。この日はリンドウ、ホトトギスなどの他に朝採取してきたススキやタデ、ミゾソバなども入れてみました。
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 皆様が順番に濃茶の稽古をした後、薄茶は花月で行いました。五人一組で行う花月は、折据(おりすえ)と呼ばれる箱に入った札を引いて、お茶を立てる人、お茶をいただく人を決めます。花月は久しぶりでしたので、中には戸惑った方もいらしゃったようです。

 もう一つのお部屋では初心者のお稽古。こちらは常据えで更好棚を使った薄茶を中心にいたしました。

 前回見学に来られたUさんもこの日入会されました。十代の頃お稽古をされていて十五年以上のブランクを経ての再開とうかがって、この日は初心者のグループに入っていただきましたが「全然覚えていません」という言葉とは裏腹に、手がすすっと動くのはやはり昔のお稽古の賜物だと感心致しました。

 さて、今日は少しお菓子のご紹介をしてみようと思います。流水会のお稽古では上生菓子を一つと干菓子をいくつかご用意しています。この日の上生菓子はこちらです(写真は家に持ち帰ってから撮りました)。
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 みなさんからは「うさぎですか?」とのお声をいただきましたが、お店の方が付けた名前は「里の鹿」。たしかに鹿のツノのような模様が見えますね。

 こちらは白あんを求肥で包んだお菓子でしたが、懐紙の上に乗せるときにポロリと落としたり、菓子切りで食べるのに苦労された方もいらしたようです。お菓子を菓子皿から取り、人前で綺麗に食べられるようにするのもまた大切なお稽古の一つです。

 お干菓子の方ですが、この日はお持たせが多くたくさんの種類があったのですがその中から二つご紹介します。
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 右の栗の形のものは「きんとんヨーチ」という名前で京都の伊藤軒というところのお菓子。左は琥珀糖といって寒天と砂糖を煮溶かして固めて表面を乾燥させた日本の伝統的な和菓子です。

 洋風のお菓子ばかりがもてはやされる昨今ではありますが、和のお菓子も負けず劣らず見た目に楽しく美味しいものがたくさんあります。こうしたお菓子をいただけるのはお茶のお稽古の毎回の楽しみの一つと言えるのではないでしょうか。

 さて、最後にお庭の様子もご紹介しておきましょう。実はこの日はお稽古に来られる方が多かったこともあり、私はほとんど庭を見ておりませんが、夫がたくさん写真を撮っておいてくれました。

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 上は台湾ホトトギス、下は紀伊ジョウロウホトトギスだと思います。

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 赤鳥庵の前はいよいよシュウメイギクが満開です。 

 さて、次回は11月。いよいよ炉開き、楽しみです。 

10月の抽選会

 10月4日は赤鳥庵の利用者抽選会でした。私たちがお稽古をしている目白庭園の赤鳥庵は公共施設ですので抽選で利用者が決まります。12月の流水会のお稽古日程は抽選の結果次第というわけです。

 抽選会については以前にもこのブログでご紹介しましたが、利用を希望する方が全員でくじを引き、番号の若い順に取りたい日の予約ができるという仕組みになっています。二回以上の予約を希望する場合は、一巡目の予約が全員終わったあとに再度番号の若い順に予約していきます。

 抽選に来られる方はだいたい20から30名くらい。土日祝日は大変人気があります。この日、私の引いた札は「2」番。2番目に予約ができることになりました。

 うまく希望日が取れたので、12月にはお稽古のほかに「お茶会」をしようと思います。今年の年末の予定は2回のお稽古のあと、お茶会をして終えることになりそうです。さっそくI先生や皆様にご連絡しなくては。
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 赤鳥庵の中からふとお庭を見ると、いつもと少し様子が違います。池の中央にあった屋形船の形をしたカルガモたちの餌台がなくなっているのです。そういえば、あれほどにぎやかだったカルガモたちの姿も見当たりません。皆、巣立っていったのでしょうね。
 
 外に出るとちょうど雨が降り出しましたので、早々と退散しましたが、お庭には秋の庭園の花々を撮ろうと、何人もの方がカメラを構えていました。お目当ては白萩でしょうか。
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10月3日のお稽古ー中置

 10月になりました。秋分を過ぎてからは確実に朝夕涼しくなってきました。この日はすっきりとした秋晴れとはいかず雲の多いお天気でしたが、過ごしやすい季節になったことを実感致します。

 お花は宗全籠に秋の残花をたっぷりと。軸は「竹有上下節」を掛けました。このお軸ももう何度も掛けている定番ですので、「竹有上下節と対になる禅語がありますが、覚えていますか?」と皆様にお尋ねしたところ「ええと、松・・・」とお答えがありました。(ここでは正解は書きません)
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 普段はお点前のことで精一杯でとてもお軸にまで気が回らないとは思いますが、軸は茶席の大切なお道具の一つ。ぜひ、少しずつ覚えていただければと思います。

 10月といえば、お稽古は「中置」です。中置とは風炉を畳の中央に置くことを言います。朝夕がめっきり涼しくなって、そろそろ火が恋しくなる季節に、火をお客様に近づけて水を遠ざけるのだと言われています。この日は第二和室の方は大板の中置で濃茶と薄茶、第一和室の方では小板にして常据と中置の両方の稽古ができるようにしました。

 第一和室の方は夕方からは釜を鉄瓶に替えて、初心者のお稽古です。このところ入会の方が相次いで、常に誰かが初歩のお稽古をしているという状態が続いています。帛紗をさばいたり、畳のお部屋で立ったり座ったり歩いたり、最初は色々ともどかしいことも多いとは思いますが、半年もすれば立派にお点前ができるようになります。私もその日が楽しみです。

 この日はお仕事の都合や体調を崩してお休みの方もあったのですが、昼間から夕方までご見学の方も多く、途切れることなくお稽古が続きました。その反面、夜の時間帯はKさんお一人。18時以降にお稽古に来られる方が少ないのが目下の悩みのタネです。

 さて、お庭の様子も少しご紹介しておきましょう。池の周囲は相変わらず萩の花盛りで、周遊するとあちこちで萩の花が見られます。今年はとりわけ白萩が綺麗です。

 赤鳥庵の前では、たくさんのつぼみをつけた秋明菊がようやく白い花を咲かせ始めました。名前には菊とついているものの、姿は全然違いますね。
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 こちらの野菊は残念ながら名前がわかりません。
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 そして、こちらはお馴染み。そう、お茶の花です。
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 なぜかいつもうつ向いて咲く、控えめな花です。

 次回は17日。お庭の花々がどうなっているのかも楽しみです。

 




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