流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2016年10月

2月も赤鳥庵での稽古は中止します
3月10日(水)3月24日(水)
4月7日(水)4月21日(水)
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10月19日のお稽古ー長板・小板で中置

 10月は中・上級のお稽古はお休みして2回目も中置。前回大板を使いましたので、今回は長板でのお稽古を致しました。

 風炉の長板には総かざり、二つ置きなどのお点前がありますが、中置もできます。中置の場合は風炉のみが長板の中央に置かれる形になります。点前はほぼ大板の場合と同じなのですが、長板だけに、少しだけ扱いが変わるところがあります。お稽古ではそのポイントをしっかりとおさらいしました。

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 夜は第二和室もお借りして、こちらは小板にしました。まだお稽古を始めて間もない方には常据の運びの点前を、またお点前に慣れている方々は小板の中置のお稽古です。

 小板の中置では、水指の前に蓋置を置きます。大板や長板の時と違って、水指を置く位置をしっかりと決めること、柄杓を膝の中心に向かってしっかり引くこと、建水を上げすぎないことなど細かい点に注意を払う必要があります。風炉も最後なので、長緒茶入や平棗の扱いの復習も兼ねてのお稽古となりました。

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 お茶は初めてという方が見学に来られたり、私の知人がお稽古に参加してくださったり、昼から夕方まで賑やかなお稽古が続きました。

 お稽古のお花は蔓梅擬(つるうめもどき)と小菊です。

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 この日のお庭は杜鵑草(ほととぎす)と秋明菊(しゅうめいぎく)が満開でした。

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10月5日のお稽古ー大板で中置

10月になりました。いよいよ名残の季節です。 名残りとは、風炉の最後という意味に加え、前年の秋に開けた茶壺の茶が残り少なくなり、それを飲み終えるという意味があるそうです。名残の季節には風炉を畳の中央に据えて点前をいたします。これを中置と言います。

中置の点前では風炉の敷板に大板が使われることがあります。もちろん、小板でもお点前は出来ますが、せっかくの中置ということで、この日は大板でお稽古を致しました。

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中置の場合、風炉が点前畳の中央に据えられていますので、小棚を置く場所はありません。全て水指を水屋から運び出す「運び点前」となります。水指は風炉の勝手付側に置きます。小板の場合はいつもの水指でも置けますが、大板になるとスペースが狭いので口径の細い「細水指」を使います。

では、蓋置はどこに置くのかというと、なんと敷板の上です。点前の間、柄杓は敷板の上に横一文字に引くことになります。 

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中置では棚が使えませんので、濃茶・薄茶の平点前、濃茶の大津袋や長緒などをお稽古いたしました。ただ、この日は大板でしたので貴人清次をなさった方もいらっしゃいました。中置の小板では貴人清次はしませんが、大板ではすることができます。それは、大板の場合は柄杓と蓋置を敷板の上にかざることができるからなのです。

蓋置をかざる時には、蓋置の正面がお点前をする人の方を向くように、一度扱ってから向きを変えるのですが、この稽古をするために蓋置の正面には小さなシールを貼ってお稽古をしています。が、もちろんお茶会などでは景色のある竹の蓋置、場合によっては花押の付いたものが使われます。

初心者の方が勘違いしないよう、そろそろ「シール付きの蓋置」ではないものを用意した方がいいな、というのがお道具を準備した私の反省点でした。

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中置の時期はお花も「残花」といって、よく花の開いたもの、あるいは盛りを過ぎたものを使っても良いことになっています。また、お花の種類も沢山入れて良いのですが、この日の稽古で使いたかった籠花入はちょうどお隣の部屋でお稽古をされている方々がお使いでしたので、萩の花入に5種類を入れるに止めました。
 
この日のお庭はちょうど萩の花の花盛りでした。萩は夏に一度花をつけた後、秋にもう一度咲きます。満開の萩の花、そして風にそよぐススキ。茶道具にもよく描かれる武蔵野の姿のよう。こうした素晴らしいお庭のある茶室でお稽古ができるのは幸せなことだと感じました。

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