流水会目白だより

裏千家茶道 流水会のお稽古の様子などをご紹介しています。

2月も赤鳥庵での稽古は中止します
3月10日(水)3月24日(水)
4月7日(水)4月21日(水)
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12月2日のお稽古ー許状のお渡し、上生菓子のはなし

 12月最初のお稽古は朝から曇り空、昼前から雨が降り出して寒い一日となりました。
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 この日の稽古では半年ほどお休みされていた方が、許状の受け取りに来てくださいましたので、久しぶりに利休様のお軸をかけました。しばらく連絡も途絶えていたので、無事に許状をお渡しすることができてほっといたしました。
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 この方は医療機関にお勤めでやはりまだ毎回お稽古に来るのは難しいとのこと。「来年の春くらいには稽古を再開したい」とおっしゃっていました。早く感染症を気にせず稽古ができる日が来ることを祈るばかりです。

 その一方、新たに二人の方入会されることになりました。夜のお稽古の人数が増えたため、この日は急遽第二和室もお借りして、二つの点前座を使ってお稽古をしました。一方は私、他方は夫が稽古を見るという形で行いましたが、当面は夜間のみ二部屋を使うという体制でいこうと考えております。

  最後にお菓子の話を一つ。

 稽古の時の菓子はいつも私の自宅の近くのお菓子屋さんにお願いしているのですが、臨時休業だというのでもう一件、ときどきお願いする別のお菓子屋さんに頼もうとしたらそちらも休業日。どうしようかと悩んだ結果、九段の宝来屋さんにお願いしました。

 東京・九段の宝来屋さんは明治元年創業の老舗です。以前私や夫が通っていた稽古場の近くでしたので、こちらのお菓子には馴染みがあります。この日の上生菓子は「山茶花」でした。しっかりと甘さがあり、見た目にも美しく、お稽古に来られた皆様にも好評でした。(そしてありがたいことにお値段もリーズナブルです)
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 実は、お菓子の甘味というのはお茶を美味しくいただくためにはとても大切です。最近は甘さを控えめにしている和菓子屋さんもありますが、それでは抹茶を美味しくいただくには不十分。「抹茶とともにいただく上生菓子」の条件をきちんと満たしてくれる和菓子屋さんとお付き合いすることの大切さを痛感しました。

 では、最後に恒例のお庭の写真です。
 日差しの無い分、寒々しい感じではありましたが、ちょうどお庭の滝の上の紅葉が真っ赤に紅葉していました。今の時期しか見られない眺めです。
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 こちらは赤鳥庵をはさんで池と反対側の細い通路沿いに咲いた山茶花です。ここを通る人はあまり多くないのですが、これも今だけの眺めです。
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 次回、16日で年内のお稽古は終わりです。都内では新型コロナウィルスの感染が再び蔓延しており、日々発表される人数も増加中。心配な状況ではありますが、換気と消毒に十分気をつけてお稽古したいと思います。





 
  

11月18日のお稽古ー唐物・台天目

 目白庭園のもみじが赤く色づきました。今年の紅葉は例年に比べると一週間ほど早いような気がします。11月2回目のお稽古は美しいお庭の景色を見ながら、ということになりました。
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 この日のお花には初嵐という白い椿を入れました。最初は椿と一緒になにか照り葉(紅葉した枝をこう呼びます)を入れようかどうしようかと迷ったのですが、窓の外がこれだけ見事に紅葉しているのなら、茶花に照り葉は蛇足というものです。
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 この日は午前中は第二和室での稽古、午後からは第一和室に場所を移しての稽古ということで、いつもよりも午前の稽古時間が短く、また午後の開始前にも水屋の準備などがあって、いつもより少し慌ただしいスタートでしたが、点前が始まればいつもの稽古場です。

 さて、この日は炉になってから初めての唐物・台天目をいたしました。「伝物」といって教科書には載っていないお点前なので詳細は省きますが、最近は茶道具の消毒にも少しずつ慣れてこのような点前の稽古もできるようになってきたのは嬉しいことです。

 炉が開いてまだ間もない上、初めてこれらの点前をなさる方もいらっしゃいましたので、指導する私の方もとても新鮮な気持ちでお稽古に臨むことができました。

 夕方には約七ヶ月ぶりにKさんが稽古場に顔を出してくださいました。人と直に会うことが貴重な機会となった昨今、まずはお互い無事に再会できたのは喜ばしいことでした。

 流水会では今も約半数の方がお稽古を休んでおられます。仕事のこと、ご家族の健康のことなど心配事を抱えた状態ではお茶のお稽古もままならないと思いますが、気持ちに少し余裕のできた時には一服のお茶、そして一度のお点前が良い気分転換になることもあるでしょう。

 夜の時間帯は会社帰りの初心者の方々のお稽古が続きます。お二人の方は炉での薄茶点前二回目、もうお一人は初めて濃茶に挑戦していただきました。ご見学の方もあって、外が暗くなっても茶室の中は賑やかでした。

 夜は少し人数が増えてきましたので、次回は久しぶりに両方のお部屋を使ってお稽古することになりそうです。

 では最後にいつものようにお庭の様子から。赤鳥庵も今はすっかり紅葉に彩られています。
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 この日はお庭の松の木の雪吊りの作業が行われていて、植木屋さんたちを何人も見かけました。雪吊りの様子は初めてみましたが、池の中に入って作業をしている方もいて、これは結構な大仕事だと思いました。
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 こちらのお花は石蕗(ツワブキ)です。この花が咲き始めるとそろそろ冬がやってくる、そんな気がいたします。
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 次回の稽古は十二月。紅葉の見頃はそろそろ終わっているでしょうか。






 

共同購入の茶筅が届きました

 先日、裏千家の青年部さんを通じて共同購入した茶筅が届きました。裏千家にも茶筅を納めておられる谷村丹後さんの真数穂です。

 今回は流水会の皆さんと一緒に何本かまとめて購入しましたので、箱の蓋を開けて一本一本比べてみました。やはり竹は自然のもの、かなり太めのものから細めのものまで太さはバラバラでした。
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 こちらの写真は私のところに来た茶筅です。やや太め、少し竹に模様がありますね。写真では箱から出してありますが、右の紙箱に入っていました。

 裏千家の茶道では薄茶は表面全体に泡が立つように点てますので、茶筅をよく振ります。個人的には細めの茶筅の方が振りやすいと思います。ちなみに我が家には他に三本ほど谷村さんの茶筅がありますが、どの茶筅も写真の茶筅より細いです。 ただ、手の大きい方、指の太い方は太めの茶筅の方がしっくりくるかもしれません。

 いずれにしても茶筅というのは薄茶を点てるとき、濃茶を練るとき、直接抹茶に触れるものですから、買うときはご自分の茶筅の振り方にあったものを良く見て選ぶことが大切ですね。 
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